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●子ども向けワークショップの内容とは?

マネックス証券は8月17日、六本木ヒルズで子ども向けのワークショップ「お金のお仕事〜さぁ、お金に働いてもらおう! 〜」を開催した。参加したのは10歳から15歳までの子どもたち20名。講師が「投資」や「株式」など金融の仕組みに関わる説明を行うと、興味深そうに耳を傾けていた。

○今年で3回目の開催

森ビルでは「子どもにこそ世界最先端の学びの機会を提供したい」との思いから、毎年この時期、夏休み中の子どもたちを対象にした「キッズワークショップ2017」を六本木ヒルズ、アークヒルズ、虎ノ門ヒルズ、表参道ヒルズの各所で開催している。この森ビルの取り組みにマネックス証券が参加するのは今年で3回目。担当者によると、定員20名程度のところに80名近い応募があったという。当日は当選した20名の子どもが参加した。

○投資って何をすること?

はじめに、マネックス証券 執行役員の大槻奈那氏が登壇した。同氏は人々が物々交換をしていた太古の昔の話を切り口に、硬貨ができたことで「交換できる」「価値を計れる」「貯められる」ようになり、日常生活が便利になったと説明。そして話題は、子どもたちにとって身近な”お小遣いの使い道について”に移る。

「お小遣いが5万円貯まったら、どうしますか? 」と大槻氏。子どもたちに与えられた選択肢には「何かを買う」「貯金する」以外に、「ケーキ屋を経営しているおじさんにお金を預けて使ってもらう」があり、その意外性に困惑する子も見受けられた。まずは、この時点で自分ならどうするかを子どもたちに投票させる。

●ワークショップの狙いとは?

結果は、やはり「貯金する」という子どもが最も多かった。しかし「お金を使ってもらう」を選択した子どもも2名いた。ケーキ屋のおじさんにお金を使ってもらうと、どんな利点があるのか。大槻氏はそのメリットとデメリットについて、「ときどきケーキがもらえる」「繁盛したらお金が多く戻ってくる」「でもお店を辞めることになったら、お金は戻ってこない」などと丁寧に説明していく。投資という言葉こそ使わなかったものの、この時点で子どもたちに投資のイメージを与えることに成功したようだった。

○生活に身近な株式会社

次に登壇したのは、マネックス証券 プロダクト部の益嶋裕氏。同氏は、ラーメン会社の経営者がお金を集める方法には「銀行から借りる」「株式を発行する」の2通りがあると説明する。そして「では株主は、なんでお金を出してくれるのでしょうか? 」と問いかけると、先の大槻氏のプレゼンで投資の概要を掴んだ子どもたちからは「儲かったらお金が返ってくるから」「美味しいラーメンが食べられるから」といった回答が返ってきていた。

「では、身近にはどんな株式会社があるでしょうか? 」と益嶋氏。コンビニ、レストラン、ドラッグストアの名称を挙げさせることで、株式会社が私たちの生活にいかに密着しているかを理解させていった。

そして最後は、ポケモンGoのヒットにより任天堂の株価が跳ね上がったこと、ソフトバンクの最近の株価の推移、コンビニ大手3社のここ10年の利益の推移などを紹介。「利益が増えている会社の株は、みんなが欲しがる。そうすると株価が上がります」と説明すると、多くの子どもが頷いていた。