初めてポルノを見た時のことって、そんなに鮮明に覚えてるもの?という指摘はともかく、ネブラスカ大学リンカーン校から面白い研究結果が。

なんとポルノに触れた年齢が平均より低い人は、女性嫌いの傾向が強かったり、女性に対して支配力を及ぼそうとしたりする傾向があり、一方で平均より高い人は性的に乱れがちなプレイボーイになることが多いんだとか。

「何歳で初ポルノ?」
330人に聞きました

これは研究者たちが、17~54歳の男性330人に「初めてポルノを見たのはいつか?」と「どのようなきっかけで見たか?」を質問した結果。

ちなみに平均の“初ポルノ”年齢は13.37歳、最年少が5歳、最年長が26歳。で、きっかけとしてはたまたま見ちゃった人が43%以上、33%以上が自分から探して見ていて、17%が他人から見ることを強制されたとのこと。6%は無回答。

さらなるポルノと男性の性質の関係を調べるために、女性嫌悪や性の乱れにつながる負の体験が無いかなども調べていく必要があるんだそう。

ネットは
「見る」じゃ終わらない

この研究、2017年8月にアメリカで発表されたばかりのものだけど、実際に今の日本の13歳とかに聞いてみたらとっくに見たことありそうじゃない?と個人的には思っちゃう。だって今や幼児だってiPadに触れる機会があるわけだし。

「18禁」を謳ってるわりに、18歳まで待って見るとプレイボーイになってしまう説についても、「じゃあいつが適正なんだ!?」とツッコミたくなるなぁ(笑)。

とはいえ、じゃあ平均的な13歳くらいでポルノ解禁か、というとやっぱり危険な気も。だって最近のネットポルノはみるだけじゃ終わらないことが多いもの。

私が子どもの頃は公園にそういう本が落ちていて、好きだった男の子がそれを読んだ、読まないとかいう話で揉めたりまだまだ可愛いものだったけど、子どもの携帯からポルノを摘出するアプリについて以前記事にしたように、最近はネットで簡単に「出会える」うえ、自撮りなどでポルノを自分で生産して性犯罪の被害に遭う人もいるのだから油断ならない。

「見せない」よりも大事なこと

 ことに最近は自撮りによる児童ポルノ被害が大幅に増えているという報告もあるうえに、法務省の最新報告によれば、ここ4年間、男性の強制わいせつ被害者も、女性に比べ極端に少ないとはいえ、じわじわと増加中。しかも「男子を被害者とする強制わいせつでは,年齢層別でみると13歳未満の被害者数が常に最も多い」との指摘も。

ネットのフィルタリングや監視アプリもあるとはいえ、適正年齢になるまでポルノに触れさせないようにするにはどうしても限界があるというもの。

もうこうなってくると、ポルノを見せないようにすることよりも、見るようなことがあっても正しく身を守ったり、歪みない性的傾向で振る舞えるように、ネットの使い方や性知識についてしっかり教えておくほうが大事なんじゃ?とも思えるような…。

Reference:University of Nebraska-Lincoln,法務省,JIJI.com