インド・ニューデリーで、胎児の人形を手にして妊娠中絶に抗議する活動家(2014年11月26日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】インドで、おじから性的暴行を受けて妊娠し、最高裁が中絶手術を認めなかった女児(10)が、女の子の赤ちゃんを出産していたことが分かった。医師らが17日、明らかにした。

 法的な理由により名前が明らかにされていないこの女児は、過去複数回、おじから性的暴行を受けていたとされる。このおじはすでに逮捕されている。

 インドの法律では妊娠20週を過ぎた場合、母体に命の危険がある時にのみ中絶を認めているが、女児はこの期間を過ぎていたため、両親が裁判所に手術の許可を求めた。しかし最高裁は先月、手術を認めない判断を下していた。

 同国北部チャンディガル(Chandigarh)でAFPの電話取材に応じた医師は、女児が帝王切開で体重2200グラムの子どもを出産し、母子共に容体が安定していることを明らかにした。医師によると手術は問題なく進み、これまでのところ合併症などもないという。また、現在子どもは新生児集中治療室に入れられているとしている。

 PTI通信(Press Trust of India)の報道によると、女児は自分が出産したことを認識しておらず、両親は生まれた子どもを養子に出すことに決めたという。
【翻訳編集】AFPBB News