安否が気になる嘉義のこま犬  台北の破壊・盗難事件を受け/台湾

写真拡大 (全2枚)

(嘉義 17日 中央社)台北市で日本統治時代から残るこま犬の破壊・盗難事件が相次いだことを受け、南部・嘉義公園(嘉義市)のこま犬の安全に関心が集まっている。

公園のこま犬は、1943年に嘉義神社が建立された際、参道に設置されたもの。神社の本殿は94年に焼失したが、残った斎館や社務所、こま犬などは98年、同市の古跡に指定された。

同市文化局は、台北市の前例を念頭に、警察に巡回強化を依頼して警戒を強めている。

台北市では5月末、小学校前に設置されているこま犬が2度にわたって破壊された。犯人は、日本人が台湾を侵略した時代の文物が学校前にあることが不満だったと供述。8月中旬にも、日本統治時代に建立された「円山水神社」でこま犬が盗まれ、祠(ほこら)の柱には日本を侮辱、非難する落書きが確認された。

(江俊亮/編集:塚越西穂)