9年前の8月16日、カリフォルニア州で同性結婚が認められた2008年に、晴れて結婚を果たした、米人気トークショー番組「エレンの部屋」の司会者エレン・デジェネレス(57)とオーストラリア出身の女優ポーシャ・デ・ロッシ(44)。互いに、結婚9周年を記念して写真を投稿した。

@PortiadeRossi and I got married 9 years ago today. Being her wife is the greatest thing I am.

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ポーシャと私は、9年前の今日、結婚しました。彼女の妻でいることが、私にとって一番の幸せです。

いつも一緒にいるからか、私たちそっくりだし、子供みたいね。でも写真に撮っちゃったわ! 9周年おめでとう♡

また<ピープル誌>によれば、2人の結婚式でパフォーマンスを披露した歌手のジョシュア・ラディンもお祝いのメッセージを贈ったそう。

9年前の今日、この素晴らしい女性2人が結婚して、その記念すべき日に僕に歌を歌ってほしいと、リクエストしてくれたんだ。あんなスペシャルな日にパフォーマンスができたことは、今までで最高に楽しい思い出のひとつさ。エレンとポーシャ、結婚記念日おめでとう!

人気テレビ番組の司会者であるオプラ・ウィンフリーのインタビューでは、ポーシャはエレンとの出会いについてこのようにコメント。

私たち、実は初めから恋に発展したわけじゃないのよ。初めの3年間は、パーティやイベントなどで会って、少し話すくらい。「ドキュンッ」と感じたのは撮影のときかしら。挨拶しようと思ってエレンの方に歩いていった瞬間、彼女が私の方に振り向いてくれて…まるでキューピットの矢が私の胸にささったみたいにドキドキで、膝の力が抜けた感じ。私自身、こんな感情になるなんてビックリだったの。でも実際に行動に移す勇気を出すまでに、10カ月もかかったわ。

結婚に至までに長い道のりを乗り越えてきたエレンとポーシャ。1997年には、エレンがレズビアンであることをカミングアウトし、告白を歓迎する人もいたものの、同時に多方面からバッシングを受けた過去も。

世間の批判に負けず、エレンとポーシャは2004年に交際をスタート。カリフォルニア州で同性結婚が認められた2008年、『エレンの部屋』の放送中に当時の恋人であったポーシャと結婚すると告白し、エレンが3カラットのダイヤを贈り、晴れて結婚!

9年前の8月、ロサンゼルスの自宅でセレモニーを挙げた2人。エレンは、2人の関係について、「ピープル誌」で2016年にこのように語っている。

「私たちって、本当にラッキーね」っていつもお互いに言っているのよ。夜、眠りにつく前、いつも感謝してるし、今は本当に落ち着いた生活を送れているの。私はずっとここにいるし、彼女もずっとそばにいる。人生でここまでたどり着くまで時間がかかったわ。

辛い出来事をともに乗り越え、支え合った9年間。セレブだからこその苦労は多くありそうですが、これらの出来事さえも2人の絆を深めているのかもしれませんね。