友人を介して繋がりを持ったというタレブ(右)とネイマール(左)。 (C) Getty Images

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 さすが、史上最高額での移籍を果たしたスーパースター! 自分の身を守るための対策も、他の選手たちとは一線を画している。

 現地時間8月16日、英紙『サン』は、パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールが、現役UFC(アメリカの総合格闘技団体)ファイターをボディガードとして雇ったと伝えている。

 現地時間8月3日、ネイマールは契約解除金2億2200万ユーロ(約284億円)を支払ってバルセロナを去り、パリSGへと移籍。その天文学的な移籍金額は、世界中から大きな注目を集めた。

 移籍決定翌日に行なわれた入団会見において、「美しく、素晴らしい街だ」とネイマールは笑顔で語っていたが、実際のところ”花の都”と称されるパリは、物騒な話題が絶えない。

 2015年11月に発生し、多くの死傷者を出した同時多発テロ事件では、パリ近郊にあるスタッド・ド・フランスで行なわれていたフランス対ドイツの国際親善試合がその標的になるなど、サッカー界にも激震が走った。

 今年に入っても、パリではテロリストによる襲撃が続いている。ネイマールほどのスター選手となれば、標的として狙われる可能性も少なくないと言える。

 そうした事態から身を守るべく、ネイマールは、現役UFCファイターで、フランス人のノーディン・タレブをボディガードとして雇用したという。

「ブラジル人スターを守るための盾となるよう指名された」と語る36歳のタレブは、元々はドアマンやボディガードとして生計を立てていたが、フランスの格闘技番組の出演をきっかけに、2007年よりプロ格闘家としてのキャリアをスタートさせた。

 その後、順調にキャリアアップを遂げたタレブは2015年4月、総合格闘技の世界最高峰と言われるUFCでデビューした。ちなみに同団体の公式サイトによれば、打撃系の技を得意としており、また当人によれば、ブラジリアン柔術の紫帯も有しているという。

 サン紙は、詳細な契約内容やいつからネイマールを護衛するのかは分からないとしながらも、「ネイマールは“戦闘機”を雇った。パリでの活躍のキーマンになるかもしれない」と書き綴った。

 ピッチ外の問題への対策を講じたネイマール。これにより、彼のパフォーマンスはより輝きを放つようになるのか? 要注目だ。

 なお、本拠地パルク・デ・プランスでのデビュー戦となるトゥールーズ戦は、現地時間8月20日に行なわれる。