記者会見を行う文大統領=17日、ソウル(聯合ニュース)

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◇「ICBMに核弾頭搭載」がレッドライン 文大統領

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は就任100日を迎えて行った記者会見で、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮が「レッドライン(越えてはならない一線)に近づきつつある」とし、「ICBM(大陸間弾道ミサイル)を完成させ、これに核弾頭を搭載して兵器とすること」がレッドラインに当たるとの認識を示した。

◇文大統領「慰安婦問題は未解決」 強制徴用問題にも言及

 文大統領は記者会見で、旧日本軍の慰安婦問題について、「慰安婦問題が公になったのは(1965年の韓日請求権協定が結ばれた)韓日会談の後で、会談では取り扱われなかった問題」と指摘し、「会談で慰安婦問題が解決されたというのは理屈に合わない」と述べた。日本メディアの質問に答えた。

◇鶏卵から殺虫剤「エトキサゾール」成分も検出

 韓国産の鶏卵から殺虫剤の成分が検出された問題で、養鶏場でこれまで検出されなかった殺虫剤「エトキサゾール」の成分が検出され、消費者の不安が高まっている。エトキサゾールは植物の害虫駆除に使用される殺虫剤のため、当局は人体への有害性を確認していない。

◇「鶏は安全」 検査も実施中=農林畜産食品相

 農林畜産食品部の金瑛録(キム・ヨンロク)長官は国会答弁で、鶏卵から殺虫剤の成分が検出された問題について、「鶏には殺虫剤を使用していないことを確認した」として、「安心しても良いと思うが、多くの国民が心配しており、検査を行っている」と述べた。

◇全政府機関で「パワハラ」調査 今月中に対策発表

 国防部や警察庁、外交部など全政府機関がパワハラの実態を調査した結果を国務調整室に報告した。李洛淵(イ・ナクヨン)首相は今月8日、韓国軍の序列3位にあたる朴贊珠(パク・チャンジュ)第2作戦司令官(当時)夫妻が自身の官舎で働く兵士にパワハラを行ったとされる問題を受け、全政府機関でパワハラの実態調査を実施し、今月中に対策を講じるよう指示していた。