8月18日は「健康食育の日」 食育のこと、ご存じですか?

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執筆:永吉 峰子(管理栄養士)

8月18日は「健康食育の日」です。

この「食育」という言葉、よく耳にすることはあるかと思います。

しかし具体的には、なにをどうすればよいのでしょうか?

今回はこの食育について、どいうものなのか、その実践方法も含めてご紹介したいと思います。

健康食育の日とは?

日本健康食育協会は8月18日を健康食育の日と制定しています。

日本健康食育協会は食の大切さを伝えることに加え、健康に関する様々な問題の解決を目的として設置された協会です。


8・18は八十八となり漢字の「米」が連想されます。

そのため、「お米を中心とした食を通じて健康に関する問題を解決したい」という意味が込められているのです。

食育とはどういうもの?

食育基本法によると、食育とは「食に関する適切な判断力を養い、生涯にわたって健全な食生活を実現することにより、国民の心身の健康の増進と豊かな人間形成に資することを旨として行われなければならない」とされています。

食を通じて豊かな生涯を送ることを目的としている為、栄養に関することや食べ物の生産に関すること、食中毒など食の安全に関すること、食文化に関することなど、食に関する実に多くの事柄が食育となります。

この食育基本法は国レベルで食を正そうとする、世界でも珍しい法律と言われています。

生活の乱れによる生活習慣病の増加や食の安全問題を解決する為、2005年に制定されました。

この食育基本法により、学校で給食以外に栄養や食文化に関する授業が行われたり、様々イベントが開催されたりしています。

しかし、食育の対象は何も子供たちばかりではありません。大人も子供も食を見直すなどできることから始めることがポイントです。

まずはここから! 今日からはじめられる食育

食育というと難しそうですが、「食を通じで豊かな人生を作る為に食について考えること」全般が食育ということができます。

そのため、食に関する講座やイベントに参加するの以外にも自分ではじめられる方法も沢山あります。自分ではじめられる方法の中、おすすめのものをご紹介致します。

食べものの成り立ちを知る!お手軽・プランター家庭菜園

食べ物の成り立ちを知るのに最適なのが野菜などをご家庭で育てることです。

お子様と一緒にも楽しむことができます。最近ではスーパーや100円ショップなどでも種が販売されています。

プランターで栽培できるものもありますので、手軽にはじめることができます。

食生活をチェック!食事バランスガイド

栄養に関して一から勉強しなくても、食事のバランスを簡単にチェックできるのが、食事バランスガイドです。

料理別に1日に何をどれだけ食べたらいいかが示されています。

この食事バランスガイドとご自身の食事を比べてみると、自分に何が不足しがちなのかよくわかります。携帯電話で食事の画像をとっておくとあとで見返せ、便利です。

じっくり食育!書籍を読むなら、栄養の基礎を学ぼう

食に関する様々な情報が存在している現代に、是非知っておくべき知識が栄養の基礎です。

人の体は何か1つを食べていれば健康になれるということはありません。様々な栄養素がかかわりを持って健康な体を作っています。

そのため、食育でじっくりと本を読もうと思われる方にはまず栄養に関する知識が書かれている本がおすすめです。


本の目次をチェックして、炭水化物・脂質・たんぱく質、ビタミンやミネラルなどの「栄養素の働き」や「体の仕組み」などの項目があるものがよいでしょう。

難しいようですが、最近ではイラストの多い簡単なものもあります。またお子様向けの書籍も販売されています。


食育というと難しいイメージですが、実はご自身でできることも沢山あります。

ぜひ、興味を持ったことからはじめてみてください。

【参考】
・一般社団法人日本健康食育協会HP(http://jhe.or.jp/about/)
・食育基本法HP(http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H17/H17HO063.html)

<筆者プロフィール>
永吉 峰子(ながよし・みねこ)
管理栄養士。大手小売企業にて店長、商品開発を経験後、現在は「健康」「食」に関する執筆を中心に活動中