AKB卒業メンバー河西智美が『夢』を語る「『この曲最悪』と言われても」

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いま、人気急上昇中のスマートフォンアプリ『Stager Live』を御存知ですか?

ライブ配信という形で『ステージ』を提供しているサービスで、友だちを作りたい人たちや、アーティストになる夢を持っている人が活用しています。

アプリのリリース一周年を記念して、ネットではなくリアルなステージで行うライブイベント『Stager Festival 2017 あざます祭!』が開催されました!

人気配信者がライブ・パフォーマンスを披露し、スペシャルゲストとして元アイドルの河西智美さんも出演しました。

慣れないステージに、一歩踏み出す

『あざます祭!』が開催されたのは、歌舞伎町の老舗ライブハウス『新宿Loft』。大物アーティストを数多く輩出しており、バンドマンが「Loftに出て、そして武道館へ」と夢を抱くほどの場所です。

そんな『聖地』のようなステージに立ったのはStager Liveで人気の、10人の配信者たち。一般のお客さんの前で歌を披露するのですが、彼らのほとんどは正式にデビューしておらず、オリジナル曲もありません。そのためほかのアーティストの楽曲に、自分の思いを込めてカバーしました。

その1人が、2016年10月からStager Liveで配信をしているあかぴよさん。ほぼ毎日配信している彼女は、驚きのトーク力で花を咲かせ『愛されキャラ』として人気を誇っています。

いつもはカメラ越しにファンと接している彼女ですが、まだステージ経験は浅いそう。緊張を笑いで隠し、少しミスをしながらも必死に歌い終えました。

プリモ研究生やお台場シーサイドイメージガールをはじめ、雑誌、MV撮影を中心に多様な芸能活動行ってきたあかぴよさん。まだ慣れないステージに戸惑いながらも、勇気を持って前へ進もうとする姿に、観客たちも彼女に盛大な拍手を送りました。

夢を追いかける人たちに思うこと

『Stager Festival 2017 あざます祭!』には、スペシャルゲストとして河西智美さんも出演。AKB48を経てソロデビューをするも、なかなかアルバムをリリースできないなど、つらい思いもしてきました。

ステージは違うものの、同じ夢を追う配信者たちの姿は、河西さんの目にどう映ったのでしょうか。本人に伺いました。

ーーStager Liveでは、夢を追う人たちが出演しています。彼らを見て、どう感じますか。

河西智美さん(以下、河西):私もたくさん叶えたかった夢を叶えてきたし、いまでも追い続けているんですけど、夢って叶いそうで叶わなくて、ずっと追いかけるものだと思うんです。ゴールに向かって目指している瞬間のパワーは強いと思うから、そういう夢を追いかけている人は輝いているなと思います。

友達とか初対面の人と話をしていても、「夢は何?」と聞かれてすぐいえる人って、輝きが違うから…周りから見ても輝いているはずです。

ーー抱いている夢は、次第に変わっていきましたか?

河西:私は小さいころ、何かに必死になることはありませんでした。夢も「注射してみるのが楽しそうだから、看護師さんになりたい」という感じで。しっかり目標に向かって頑張りたいって思ったのはAKBに入ってからなんですね。

ほかのメンバーが女優さんになりたいとか歌手になりたいとか、それぞれの夢をしっかり持っていたけど、「考え中です」っていっていたのが私でした。それは自分の中で嫌で…でも焦って決めたくなかったし、「一番したいことってなんだろう」ってずっと探しながら活動させてもらっていました。

いろんなことをやらせてもらっているうちに「私、歌うのが好きだな」って気付きました。その大きな夢は、いまでも変わっていません。

ーーいま、叶えたい夢はなんですか。

河西:アルバムをリリースすることです。ソロデビューしてから夢として持っていたもので、ファンもずっと「アルバムまだ?」いってくださっていました。レコード会社が変わったりして、ずっと新曲を待ってもらっていた状態で…最後に楽曲をリリースしてから2、3年経っても、信じてついてきてくれたファンの皆さんの前でようやく「アルバムを出します!」と伝えられたことが嬉しくて。

でもまだ発売していないから、私の中ではまだ夢は叶えてません。「これがいまの河西智美です」といえる、名刺みたいなアルバムができたらいいな、と思っています。

ーー夢を追っていると、時々つまずいてしまうこともあると思います。Stagerでやっている人たちがつまずいた時、どうやって立ちあがればいいと思いますか。

河西:AKB48のメンバーだったころは、SNSで「おはよう」ってつぶやくだけで、ひどいリプをもらうこともありました。ただおはようっていっただけなのに…ツラかった時期もありましたね。

そしてまわりが『セクシー担当』っていっていた時もそう。いまだったら「ありがとう」といえるんですけど、思春期に大人からいわれると傷つくこともありました。「傷つく」って発言すると、間違った意味でとらわれてしまったり…。発言って難しいなって思いました。

だから「ソフトにソフトに」と、誰にも当たり障りのないようになってきたんですね。でも最近になって、まわりにどういわれても、自分としての発言をちゃんとするのは大事なことなんじゃないかって思うようになりました。

例えば「みんながこの曲好きそうだから歌う」じゃなくて「私がこの曲好きだから、誰か賛同して」っていうスタンスが大事。「この曲最悪」って誰かにいわれても、違う人が「最高」っていってくれれば、それは勝ちだと思う。

「こういう風にいわれるなら、これはしない」というのが大事な時もあります。でも「これをしなかったら私じゃない」っていうのがあれば、それを貫いてほしいです。悪くいわれて小さくなったり、配信をやめたくなったりする気持ちは分かるけど、仲間はたくさんいるから、一緒に頑張ってほしいなと思います。

ーーStagerを使って夢に突き進んでみようと思っているけど、迷っている人にメッセージを。

河西:夢を追いかけるって簡単じゃないし、家族とか友達とか、まわりも巻き込まんでいくものだと思います。だからいちがいに「夢を絶対に諦めるな」っていうのは簡単だけど、すごく難しいこと。それでもやっぱり、諦めるのはもったいないと思います。

この世界、いつ売れるか分からないし、突然自分が注目されるかもしれないし、ダメになることもあるかもしれない。中途半端にやって、もしうまくいかなかったら「あの時間はなんだったんだろう」ってなってしまいます。そうじゃなくて、全部をかけて死にものぐるいにやったら、もし夢が自分の中で報われなかったとしても、10年・20年後に振り返れば「青春だったな」って思えるはず。それって勝ちかなって。

全力で頑張れば、その先結果がどうあれ、後悔はないと思います。年齢とか、いろんな理由で怖くなってしまうかもしれないけど、そこだけにとらわれずに、せっかく見つけた夢を、後悔しないように。人生は1回しかないから。「自分がよければいいや」っていう部分もあるし…。

まわりにどういわれても強い気持ちでやっていれば、絶対ついて来てくれる人がいる。そう信じて突き進んでほしいなって思います。

ーー河西さんは、インタビューを終えて間もなくステージへ向かいました。ガーリーなファッションで登場すると、女性ファンから「かわいい!」という声が漏れました。

曲が始まると、いままでのさまざまな経験が染みついた、魅力的なパフォーマンスで観客を魅了。そしてそのパフォーマンスからは、いまなお夢を追い続ける河西さんの強い意志が感じられました。

輝いている配信者たちにエールを!

盛大な拍手とともに幕を閉じた『Stager Festival 2017 あざます祭!』。配信という形で、ネットから生まれた『アーティストの卵』を探す絶好の機会を、観客に与えてくれました。

ステージに立った配信者たちがいつか、プロとして活動する日が来るかもしれません。

このイベントは、2017年8月21日に大阪でも開催する予定。ゲストとしてアイドルグループ『おとめボタン』と、ダンスボーカルグループ『CLUSTER.』も参加するので、会場または配信でチェックしてみてくださいね。

Stager Festival 2017 あざます祭!
日時:8月21日(月) 18:00〜20:30(17:00開場)
開催場所:大阪

  

文・構成:grape編集部
提供:Newestage株式会社

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