[道具の定番]ル・クルーゼの「シグニチャー ココット・ロンド」で炊く白ごはんは格別!

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鋳物ホーロー鍋といえば、ストウブ、バーミキュラ、シャスールなどいろんなブランドがありますよね。今回は数ある鋳物ホーロー鍋のなかでも、1925年創業と長い歴史を持つ「ル・クルーゼ」にスポットを当てたいと思います。

どうしてル・クルーゼなのかというと、同社が謳う“100年鍋”というキーワードは、定番の道具としてふさわしいと感じたから。筆者はプライベートで他社の鋳物ホーロー鍋を使っているのですが、使い比べてみると、その100年鍋たる所以を随所に感じられました。

今回は、同社の定番モデルでもある「シグニチャー ココット・ロンド」を使って白ごはんを炊き、その魅力に迫りたいと思います。

■定番カラーのオレンジ色などカラーリングも魅力

ル・クルーゼの鋳物ホーロー鍋と聞いて最初に思い受かべるのが、やっぱりこのオレンジ色の鍋。

1925年に同社が初めて世に出した鍋がこのオレンジ色なのだそう。また、ル・クルーゼの母国であるフランスでは、チェリーレッドが一番人気。ほかにも、ホワイト、クインスイエロー、フルーツグリーン、シフォンピンク、マットブラックといったように、カラーのバリエーションが多いのもル・クルーゼの特徴です。

そもそも、鋳物ホーローは熱伝導率が高く、ゆっくりムラなく熱が入ることで、食材を煮崩れさせず、甘みやうま味を引き出してくれます。また、蓄熱性にも優れているので、料理が冷めにくいのも魅力です。

ドーム型のフタは、鍋の中で熱と蒸気が食材を包み込むように設計されています。フタをよく見ると、3か所に小さな突起があり、ここから均一に蒸気が抜けることで、素材の雑味を外に逃がし、うま味を引き出すようになっているそうです。

今回、筆者が使ってみていいなと感じたのが、フタのつまみ。普段使っている鍋は鍋掴みを使わないといけないタイプだったので、熱くならない樹脂製のつまみの使い勝手の良さに感心しました。さらに、250℃までのオーブン調理にも対応しているので、鍋をオーブンにそのまま入れて調理できるという利点もあります。

ちなみにル・クルーゼの鋳物ホーロー鍋は、直火、IHクッキングヒーター、オーブンに対応しています。また、食器洗い機も使えるので、幅広い生活シーンに適応した鍋だといえそうです。

■ごはんを炊くのも得意なんです

最近は鍋でごはんを炊くのもちょっとしたブームだったりしますよね。ル・クルーゼももちろんごはんを炊くのが得意です。

炊飯量の目安は、米1合(180cc)に対して、水1カップ(200ml)が基本。今回は20cmの鍋を使用して3合分を炊いてみました。

まずははお米を洗い、20分ほど浸水させます。浸水後はザルにあげ、水気を切りましょう。

続いて、鍋に米と分量の水を入れ、フタをして中火にかけます。このとき、強火にするのはNG。“炎が鍋底の中央部分のみに当たっている状態”にしましょう。

中火にかけてしばらく待つと、沸騰し始めます。今回は12分ほどで沸騰しました。沸騰しているかどうかわからないときは、フタを取って確認しても構いません。

沸騰後は弱火にして、10〜13分炊きます。弱火とは、“炎の先が鍋底までかなり空いている状態”です。炊き終えたら熱源からおろして、フタをした状態で10〜15分蒸らします。

お米の浸水時間を含めると、ここまでで約1時間。火加減もさほどこまめに調整する必要はないので、意外と簡単です。

■甘みが際立つつやつやのごはんは冷めてもおいしい

空気を含ませるようにして混ぜたごはんは、つやつやの米粒が光り輝いています。

筆者は炊飯用の土鍋も持っているのですが、土鍋は比較的しゃっきりした炊き上がりです。それに対し、ル・クルーゼの鋳物ホーロー鍋で炊いたごはんは、ふっくらしているように感じます。

鋳物ホーロー鍋は鍋自体に重みがあるので、調理道具としての重さを気にする人にはあまり向かないかもしれません。しかし、鍋の内側に臭いや汚れが付きにくいことや、耐衝撃性にも優れていることなど、使い勝手に優れている部分も多く、だからこそ「100年鍋」と呼ばれ親しまれているのでしょう。

「シグニチャー ココット・ロンド 20cm」は3万6720円。炊飯はもちろん、煮込み料理や揚げ物など幅広い調理に対応するのがこの鍋のいいところ。そろそろ“ル・クルーゼデビュー”してみませんか?

>> ル・クルーゼ

 

(料理・写真・文/今西絢美)

いまにしあやみ/エディター、ライター いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。