「ハリー・ポッター」は中国で20年たっても人気が続いているが、海賊版や盗作版の作品も人気が絶えない。

写真拡大

2017年8月15日、中国メディア・澎湃新聞によると、J.K.ローリング氏の「ハリー・ポッターと賢者の石」が1997年に出版されて以来、同シリーズの小説は中国で20年にわたって人気が続いている。しかし、海賊版や盗作版の作品も絶えない。

盗作した「哈利・波特」(ハリー・ポッターの音訳)は少なくとも7巻確認されている。出版されているのは、(1)「哈利・波特与豹走龍」(2)「哈利・波特与黄金甲」(3)「哈利・波特与避水珠」(4)「哈利・波特与大漏斗」(5)「哈利・波特与夢之城」(6)「哈利・波特与精霊壺」(7)「哈利・波特与瓷娃娃」の7巻。この他に、「哈利・波特与鳳凰令」、「哈利・波特与死聖」というタイトルも存在する。

表紙には「[英]J.K.羅琳(ローリングの音訳)著」と書かれており、まるで本物のローリング氏が著者のようになっている。中国語訳は「馬玉萍(マー・ユーピン)訳」、「馬愛新(マー・アイシン)訳」、「陳浩然(チェン・ハオラン)訳」のようにタイトルによってまちまちだ。

いずれも本家ハリー・ポッターシリーズの盗作だが、その内容は他の作品と本家をミックスさせたようなものであったり、ほぼオリジナルの内容になっていたり、ネット上に公開されていた訳を出版したものであったり、本家とはかけ離れた内容になっている。

しかし、ハリー・ポッターファンからは「どれも盗作だと知りつつも、続編が出るまで待ちきれず読んだし、何度も読み返した」との声もあるなど、本家だけでなく盗作版も人気は衰えていないようだ。(翻訳・編集/岡田)