ここにきてぐんぐん調子を上げている阿部。28歳にして代表初招集となるか!? (C)SOCCER DIGEST

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 サッカーダイジェストWebの読者のみなさん、こんにちは。東京ヴェルディの橋本英郎です。気ままに書かせてもらっているコラムの第3回目となります。
 
 およそ2週間後、日本代表はロシア・ワールドカップ出場に向け、とても重要な2連戦を戦います。アジア最終予選のオーストラリア戦(8月31日)とサウジアラビア戦(9月5日)。どんなメンバーで臨むのかは、ファンならずとも興味をそそるところです。
 
 そこで今回は、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が就任して以降、一度も招集されていない選手を対象に、僕が個人的に呼んでほしいと思う5選手を挙げさせていただきたいと思います。このタイミングでの招集が難しくても、遅かれ早かれ、招集してほしい選手たちです。
 
 まず最初に推したいのが、川崎フロンターレのFW阿部浩之選手です。
 
 今季フロンターレに移籍して、最初は前線のいろんなポジションで試されていましたが、ここにきてようやく持ち味が出せるようになってきました。ガンバ大阪時代に発揮していた得点力です。手が付けられなくなってきました。
 
 シュートレンジの広さがあり、驚かされるのは、右でも左でもシュートの威力に差がないところ。このような選手は、代表ではなかなかいないでしょう。
 
 彼は、ガンバ時代に熾烈な優勝争い、タイトル争いを経験しています。そして今季はチームが変わり、なにより結果を求められる中で、しっかりその結果を出し続けています。
 
 倉田秋選手がガンバに戻って覚醒したように、阿部選手もフロンターレに移籍して覚醒した感がある。即効性が高いので、代表にはもってこいだと思います。
 
 少ないチャンスでもしっかりゴールを射止められる。途中から出ても高い集中力を発揮できるので、勝ちにいきたいオーストラリア戦などでは秘密兵器になるのではないでしょうか。チームに勢いを与える存在になれるはずですし、なってほしいです。
 2人目は、開幕したばかりのベルギー・リーグで活躍中の森岡亮太選手(ワースランド=ベベレン)です。
 
 彼とはヴィッセル神戸で一緒にプレーしていました。当時から海外志向が強く、それを念頭に置いてプレーしていましたね。一度、ハビエル・アギーレ監督の時に、代表招集されました(2試合出場)。
 
 アギーレがすぐに退任したこともあって、その後代表とは縁遠くなりましたが、着実にレベルアップを遂げています。過去1年半はポーランド・リーグで揉まれ、環境への順応などタフな時間を過ごしたはずです。そこで一定の結果を出したからこそ、ベルギーにステップアップ移籍できたのだと思います。
 
 いまやベルギー・リーグは注目の対象です。レベルが高い。そこで活躍しているからこそ、森岡選手は日本のみならず欧州でも話題にのぼっているのです。ヘントの久保裕也選手が証明した通り、ベルギー・リーグでコンスタントに活躍できれば、代表でも十分通用します。
 
 外国籍選手として扱われること、助っ人の位置づけで見られることで、成長している部分もあると思います。もともと技術が高い選手でしたし、相手選手を背負った状態でも広い視野を確保して、スルーパス、得点へと繋げられます。
 
 彼も両足ともに力のあるシュートを撃てます。プレースタイルとしては本田圭佑選手に近いと思いますが、いずれは彼を抜く存在になれるのではないでしょうか。
 
 急加速的に成長している森岡選手を呼ばない手はないと思います。ハリル監督にはぜひチャレンジしてほしいですね。
 
 続いては、セレッソ大阪のMF山村和也選手です。