ユーベ移籍が内定したマテュイディ。ファンの感想は? 画像はクラブ公式ツイッターより

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 ユベントスは現地時間8月16日、フランス代表MFのブレーズ・マテュイディのメディカルチェックを発表した。パリSGに支払う移籍金は2000万ユーロ(約25億6000万円)+ボーナスだと現地メディアで伝えられている。加入が内定したフランス代表MFを、ユーベのサポーターはどう見ているのだろうか。
 
 同じフランス代表MFのポール・ポグバをマンチェスター・ユナイテッドに放出したユーベは昨夏から、フィジカルの強さや運動量を保証するセントラルMFの補強に動いてきた。その候補のひとりだったのが、リーグ・アン4連覇などパリSGで多くのタイトルに貢献してきたマテュイディだ。
 
 最終的にパリSGが放出を拒み、昨夏の移籍が実現しなかっただけに、ユーベとしては今夏にようやくマテュイディを手に入れた格好だ。しかし、サポーターはその加入に必ずしも沸いているわけではなさそうだ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、ファンの意見は二分されていると報じた。
 
 フランス代表での実績も十分のマテュイディの実力は折り紙つきだ。しかし、昨シーズンのパリSGではベンチを温める時期もあり、4月で30歳にもなった。あるファンはSNSで、マテュイディの価値を評価しつつも、「先見の明がある補強とは思えない。30歳に2000万ユーロは無駄遣いだ」と断じている。
 
 ブラジル代表のダニエウ・アウベス(→パリSG)、イタリア代表のレオナルド・ボヌッチ(→ミラン)という両主力が自ら望んで退団した新シーズンのユーベは、プレシーズンマッチで精彩を欠き、8月13日のイタリア・スーパーカップでもラツィオに2-3と敗れた。メディアやファンからは、セリエA7連覇を目指す王者の衰退を懸念する声が挙がっている。
 
 それだけに、あるサポーターは「関係者じゃなくファンとして、違うタイプのMFを獲得してほしかった」と、ユーベを取り巻く雰囲気を盛り上げる補強を望んでいたと明かした。
 
 一方で、「月並みな補強」、「トップクラスの補強じゃない」という手厳しい意見もあるファンは、「でも、コストは非常に安い」とも付け加えている。別のサポーターも「バルセロナやチェルシーのサポーターは、2000万ユーロでマテュイディ獲得なんて信じられないだろう」と評価した。
 
 もちろん、純粋にマテュイディの力を評価する声も挙がっている。「今の中盤にないダイナミックさをもたらしてくれる」「パーソナリティーやユーティリティー性、テクニックなど、最高の補強だ」など、加入を喜んでいるサポーターも少なくない。
 
 昨シーズン終盤は4-2-3-1を使ったユーベだが、マテュイディ加入で中盤を3枚にする4-3-3も選択肢にできると言われている。マッシミリアーノ・アッレグリ監督が獲得を望んでいたとされるマテュイディは、期待に応えることができるか。サポーターの評価も、すべてはピッチで見せる今後のパフォーマンス次第だ。