スーペルコパ優勝決定後にはピッチに降りて仲間と喜びを分かち合ったC・ロナウド。しかし、その表情はどこか曇っていた。 (C) Getty Images

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 処分に対する異議も却下され、ついに黙っていられなくなったようだ。レアル・マドリーに所属するポルトガル代表FWのクリスチアーノ・ロナウドが現地時間8月16日、自身に出場停止を科したRFEF(スペイン・サッカー連盟)に怒りを露にした。

 C・ロナウドは8月13日に行なわれたバルセロナとのスーペルコパ第1レグで、58分から途中出場し、80分に貴重な決勝点をマークした。しかし、その際に喜びを爆発させてユニホームを脱いでイエローカードを出されると、そのわずか2分後に敵ペナルティーエリア内でのシミュレーションで2枚目の警告を受けて退場となった。

「信じられない」といった表情で頭を抱えたC・ロナウドは、レッドカードを出したデ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審を背後から軽く突き飛ばしてしまう。この行為が呼び水ともなり、大きな代償を払わされたC・ロナウドは、退場による1試合の出場停止に加え、4試合の出場停止を科されたのだ。

 R・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は試合後、「カードはちょっと厳しすぎる」と判定に苦言を呈し、異議を申し立てる意向を明かしていた。だが16日、RFEFはC・ロナウドに対する出場停止処分を正式に下したのだ。

 また、13日の試合では、バルセロナの唯一の得点となったPKの判定も議論を呼んだ。ウルグアイ代表FWのルイス・スアレスが倒れたのは、「シミュレーションだったのではないか?」という論争が巻き起こったのだ。それだけに、シミュレーションで退場となり、その結果として5試合もの欠場を言い渡されたC・ロナウドは、納得がいかないのかもしれない。

 RFEFの決定を受け、C・ロナウドはインスタグラムで、「この状況で黙っていることは不可能だ」と投稿。「5試合だよ! 僕からすれば大げさで、実に馬鹿馬鹿しい。こういうのを迫害というんだ!」と、自身が不当に扱われていると訴えている。

 16日の第2レグに出場できなかったC・ロナウドは、リーガ・エスパニョーラ開幕からの4試合にも出場できない。その間にR・マドリーは、開幕戦で敵地に乗り込んでデポルティボと激突し、その後はバレンシア、レバンテ、レアル・ソシエダと対戦する。

 16日のクラシコでは、C・ロナウドを抜きで戦って宿敵に完勝していたR・マドリー。はたして今後4試合で、大黒柱の欠場はどんな影響をもたらすのだろうか?