2試合を通じ、守備のリーダーとしての役割をこなせなかったピケ。第2レグ後のコメントはそれゆえだろう。 (C) Getty Images

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 その言葉が全てを物語っていたと言っても過言ではないだろう。現地時間8月16日に行なわれたレアル・マドリーとのスーペルコパ第2レグ後、バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケが苦々しい想いを吐露した。
 
 本拠地カンプ・ノウで開催された第1レグを1-3で落としていたバルサは、逆転を誓って、敵地サンチャゴ・ベルナベウに乗り込んだ。しかし、第1レグ同様にパリ・サンジェルマンに移籍したネイマールが抜けた穴が響き、大黒柱のリオネル・メッシ頼みになり、迫力不足が否めずにR・マドリーの粘り強い守備を破ることは叶わなかった。
 
 一方の守備陣も、第1レグで退場となり、公式戦5試合の出場停止を言い渡されたクリスチアーノ・ロナウドが欠場したマドリー攻撃陣に翻弄され、4分にマルコ・アセンシオ、39分にカリム・ベンゼマとゴールを奪われる。結局バルサは、トータルスコア1-5で惨敗した。
 
 宿敵に為す術なく敗れた苦心の想いを吐露したのは、R・マドリーに対して辛辣なコメントを重ねてきたピケだった。カンテラ出身のスペイン代表CBは、「初めて彼らに劣っていると感じた」とこぼしている。『ESPN』が伝えた。
 
「僕はバルサで9年間プレーしているけど、マドリーよりも劣っていると感じるのは今シーズンが初めてだ。チームとしても、そしてクラブとしても苦しい時期を過ごしている」
 
 ネイマールを8月3日にパリSGへ放出したバルサだが、その後釜として狙うフィリッペ・コウチーニョ(リバプール)やウスマンヌ・デンベレ(ドルトムント)の獲得が叶っておらず、チームの強化が進展していない。
 
 そうしたチーム状況も影響しての敗戦にピケは、「残念ながら、マドリーの方が今は優れていると認めないといけない」と悔しさを滲ませつつ、前向きなコメントも残している。
 
「苦しい状況だが、進まないといけない。バルベルデ(新監督)と共に戦っていきたいと思っているよ。シーズンというのは長いものだから、これから改善していけばいい」
 
 挽回を期するバルサの次戦は、現地時間8月20日に行なわれるベティスとのリーガ・エスパニョーラ開幕戦だ。はたして、それまでにチームは失意の敗戦から立ち直れるのか? ピケのパフォーマンスを含めて注目したい。