クレディセゾンが全従業員を正社員化すると発表するなど、「同一労働同一賃金」の動きが高まっている。そんな中、エン・ジャパンは8月16日、「派遣で働く理由」のアンケート結果を発表した。

調査は6月22日〜7月24日、「エン派遣」ユーザー1916人を対象に実施した。

派遣で働く理由「正社員(登用で)よりいい会社に就業できるから」という人も

「派遣で仕事を選ぶ理由」を聞くと、最も多かったのは「勤務時間や勤務地などの条件を選びたいから」で51%。以降「アルバイトやパートより時給が良いから」(43%)、「条件に合う仕事を探したらたまたま派遣だった」(36%)となっている。

また「仕事の経験が少ないので経験を積むため」(14%)や「紹介予定派遣で正社員になりたいから」(12%)などステップアップのために選んでいる人や、「正社員(登用で)よりいい会社に就業できるから」(7%)という人もいた。

「仕事を通じて叶えたいこと」は「プライベートを充実させたい」が46%で最多。世代別に見ると、20代では57%にものぼった。一方、30代は20代と比べ「収入を得て家族を支えたい」(39%/20代25%)、「社会と繋がっていたい」(23%/20代13%)という項目が目立った。それらを選んだ理由について、

「これから子どもの教育資金など、ライフスタイルに合わせてお金が必要になっていくため」
「社会に出て働く事で、多くの人と出会い自分の視野を広げられる」

といった声が寄せられた。

ワークライフバランスの満足度が最も高いのは派遣社員

実際に派遣で働いたことがある人に満足度を訪ねると「非常に満足している」「満足している」と回答した人の合計が67%で、今後も「派遣で働きたい」人が69%となっている。

派遣で働き、叶えられたことを聞くと最も多かったのは「色々な仕事や職場を経験できた」(35%)。派遣にはさまざまな形態、業種の仕事があるため、

「知らなかった世界を学べた。こんな仕事もあるのかという発見もあり、派遣を始めてから社会を見る視点が変わった」(25歳・女性)
「短期間で仕事に慣れる必要があるので、できるだけすぐに仕事内容、雰囲気に順応する訓練になった」(30歳・女性)

という声が寄せられている。他にも派遣の働き方で叶えられたことについて「仕事の経験スキルを磨くことができた」(23%)、「プライベートを充実させられた」(22%)、「仕事を通じて成長した」(21%)と、仕事とプライベートが両立できたと考えている人が多そうだ。

また同社が1月に発表した調査でも「ワークライフバランスの満足度」が最も高いのは「派遣社員」(47%)。最下位は「正社員」(22%)で、ワークライフバランスが「悪い」(40%)と回答した人を大幅にした回る結果となっている。