『過保護のカホコ』竹内涼真と高畑充希の初々しい恋模様 「大好きだよ。加穂子」の破壊力

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 『過保護のカホコ』(日本テレビ系)の第5話の平均視聴率が、自己最高の12.1%を突破した。ドラマの視聴率と同じく、右肩上がりで盛り上がりを見せているのが物語のヒロイン根本加穂子(高畑充希)と麦野初(竹内涼真)の恋愛模様だ。

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 『過保護のカホコ』は、予告で次週のクライマックスとなる映像のみを流す。耳元で「大好きだよ。加穂子」と囁く、初。「付き合おう、俺たち。ママが戻ってきたらちゃんと許可取りに行くから」。これが先週の予告の全て。つまり、今週のハイライトである。このシーンに行き着くまでには、2人の初々しいやりとりがあった。

 加穂子の両親、泉(黒木瞳)と正高(時任三郎)に堂々と交際宣言をした初。「デートする? それとも……フフフ」とデレデレ顔で、思春期の男の子のような妄想発言をかます加穂子は、初めての恋に舞い上がりっぱなしだ。調子に乗った加穂子が初に提示したお願いは2つ。「これからは『加穂子』と名前で呼ぶこと」「ちゃんと『好き』と言う」の2つだ。見た目によらずウブな初は、「加穂子」の“か”すらまともに言い出せない。「ママが戻って来るまでは、イチャイチャしている場合じゃないだろ」と誤魔化す始末だ。

 そこに現れるのが、加穂子の親戚の糸(久保田紗友)。怪我の影響でバイオリンが弾けなくなってしまった糸は、すっかり非行に走っていた。ソバージュヘアで雰囲気の変わった糸は、加穂子に「初くん、譲ってくれない?」と大胆にアプローチを迫る。これまでの彼女の行動を振り返れば、初が糸に好意を示した後、度々初のアトリエに顔を出していた。まさか、加穂子の恋敵になるとは。加穂子も負けじと「初くんはモノじゃないし、加穂子は初くんのこと好きだから」と返答。答えを迫られた初は、回りくどく加穂子が好きということを糸に伝え、彼女を諦めさせるのだった。この時点で、加穂子が提示した2つの条件はどちらもクリア出来ていない。

 2人の仲を縮めるきっかけとなったのは、加穂子が母親の泉に送る「ママ、大好きだよ」というメッセージ。加穂子の後ろからそっとその画面を見つめる初は、ついに「大好きだよ。加穂子」と言い出す。この一言で2つの条件をクリアしているのだ。気持ちが顔に出過ぎる加穂子は、「あまりの出来事に動揺してしまっていて……」とニヤニヤ顔で初に同じセリフを要求する。全国の視聴者の気持ちを代弁したセリフではあるが、「デートする? それとも……フフフ」と同じく加穂子の初への止まらぬ思いには開いた口が塞がらない。

 根本家に帰ってきた泉は、「自由放任主義」を提唱する。つまり、加穂子と初の仲も許されることになる。次週の予告では「子供作ろう! 初くん!」「加穂子と結婚する気ないの?」と初にせがむ加穂子。そして、初は「結局、生きる世界が違うんだよ! 俺とお前は」「付き合うのやめよう」と別れを選択する2人が映し出される。『過保護のカホコ』も次週で7話目。順風満帆に見えた2人にも一波乱が起きそうだ。

■渡辺彰浩1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。