サウジアラビア・メッカの聖モスクで祈るイスラム教徒(2017年6月23日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】サウジアラビアのサルマン・ビン・アブドルアジズ(Salman bin Abdul-Aziz)国王は、カタールからの巡礼者がイスラム教の聖地メッカ(Mecca)への大巡礼(ハッジ)を行えるよう、同国との国境を開放するよう命じた。国営メディアが17日伝えた。

 これ先立ち、サウジアラビアは6月にカタールと断交して以来、初めて同国の特使を受け入れていた。国王による今回の措置は、中東で過去数年で最悪の外交危機が緩和に向かう最初の兆候となった。

 国営サウジ通信社(SPA)を通じて出された声明によると、サルマン国王はカタールの巡礼者が「国境を越えてサウジアラビアに入国し、巡礼を行える」ようにすることを命じた。

 また、サウジアラビアの航空会社の民間機をカタールの首都ドーハ(Doha)の空港に派遣して「カタールの巡礼者全員をサウジ国王の負担で招く」ことも指示した。
【翻訳編集】AFPBB News