14日、環球時報は、中国企業の世界ブランド戦略が、中国の新たなソフトパワーになりつつあるとする、オーストラリアメディアの記事を紹介した。写真は上海。

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2017年8月14日、環球時報は、中国企業の世界ブランド戦略が、中国の新たなソフトパワーになりつつあるとする、オーストラリアメディアの記事を紹介した。

豪メディア「イースト・アジア・フォーラム」は13日付の記事で「10年前、中国はソフトパワーの発展を宣言したが、現在までその効果は思わしくない。しかし近ごろ、中国のソフトパワー戦略において『ブランド』という新たな要素が出現した」と伝えた。

そのうえで、レノボやファーウェイ、アリババ、さらには智明星通といった企業がブランド認知度の向上を世界成長戦略の基礎に据えていると指摘。ファーウェイは今や世界で10人中8人が知っているブランドとなり、2008年に創立したモバイルゲーム開発企業の智明星通は中国を飛び越えて直接海外市場に進出し、今や40カ国の5000万人を超えるユーザーを獲得していると紹介した。

記事は「中国企業は商業的に成功したかもしれないが、いまだに『ブランド』にはなり得ていないと批判する人がいる。しかし彼らは、ブランド構築に時間とお金がかかることを頭に入れていない。中国ブランドは今のところアップルやグーグルほどのソフトパワーを持っていないかもしれないが、すでにマーケティングに必要なブランドの位置づけを行い、今後の成長の基礎を作ったのだ」と論じている。

そして「中国ブランドの世界進出ですぐにソフトパワーの問題を解決するのは不可能であり、米国のソフトパワーに近づくにはやはり文化や政治が持つ潜在力を解き放つ必要がある。しかし、ファーウェイやアリババが今後中国のソフトパワーの名刺となることを期待しない理由はないのだ」とした。(翻訳・編集/川尻)