名古屋は3戦16得点と攻撃陣は好調だが、3戦9失点と守りでは課題が改善されていない

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[8.16 J2第28節 町田3-4名古屋 町田]

 派手なことが好きと言われる“名古屋人”も、戦いぶりに付いていけているだろうか。4連勝で勝ち点を49に伸ばし、自動昇格圏の2位福岡(次節対戦)との勝ち点差を「6」とした名古屋グランパスだが、その内容はド派手もいいところだ。

 4連勝の最初の勝利となった7月30日の熊本戦こそ1-0での勝利となったが、続く8月6日の愛媛戦は、J2記録となる両軍合わせて11得点が飛び交う大乱戦(○7-4)。そして8月12日の松本戦を5-2で勝利すると、この日の町田戦も4-3という打ち合いになった。

 スコアもさることながら、試合展開もまるでジェットコースターに乗っているかのような戦いになっている。愛媛戦と町田戦は大量リードを奪ったかと思えば、立て続けの失点で同点まで持ち込まれた。

 ここ3試合は16得点、特に新外国人MFガブリエル・シャビエルの活躍が目立って勝利を積み重ねているが、3戦9失点、首位湘南や福岡の倍以上となるリーグワースト3位タイの44失点は異常で、改善すべき点であることは明らかだ。

 GK楢崎正剛は得点が取れているからこその歯がゆい心情を吐露。風間八宏監督の「相手より1点でも多くとればいい」というスタイルについて、「結果的にゲームに勝つと言うことでは目指している」と同調するも、「守り切るというスタンスでプレーしているというチームではないのでGK的には辛い」と素直な告白。ただ「それはそれでやりがいだと思ってやっている。自分がもう少し防げるようになりたい」とも話した。 

(取材・文 児玉幸洋)
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