アセンシオ圧巻ゴラッソでクラシコ連勝マドリーが5年ぶり10度目の戴冠!《スーペル・コパ》

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▽スーペル・コパ2ndレグ、レアル・マドリーvsバルセロナの“エル・クラシコ”が16日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、マドリーが2-0で勝利。この結果、2戦合計5-1としたマドリーが5年ぶり10度目の優勝を果たした。

▽13日に敵地で行われた1stレグを3-1で先勝したマドリーだが、その試合で退場したクリスティアーノ・ロナウドが主審への暴力行為により、5試合の出場停止処分を科されるなど、後味の悪い形でこの2ndレグを迎えた。ジダン監督は3日前の試合から先発3人を変更。カゼミロ、イスコ、ベイルに代えて、出場停止明けのモドリッチ、ルーカス・バスケス、アセンシオを起用。さらに、システムを[4-3-3]に変更した。

▽一方、相手の高速カウンター2発に沈みバルベルデ新監督の初タイトル獲得に向けて暗雲漂うバルセロナは、逆転を目指す敵地での2ndレグに向けて先発3人を変更。負傷のイニエスタやA・ビダル、デウロフェウに代えて、セルジ・ロベルトとマスチェラーノ、アンドレ・ゴメスを起用。こちらもシステムを[3-5-2]に変更した。

▽逆転に向けて最低3点が必要なバルセロナの出方に注目が集まった中、マドリーが誇る若き至宝がいきなり出鼻を挫く。4分、バイタルエリア右でボールを持ったアセンシオが利き足の左足を一閃。すると、強烈なブレ球シュートがゴール左隅に突き刺さり、名手テア・シュテーゲンが一歩も動けない圧巻のゴラッソが決まった。

▽立ち上がりの失点で動揺が見えるバルセロナは、その後もモドリッチを起点とする相手の攻撃に苦戦し、枚数を増やした中盤で主導権を握り切れない。それでも、12分にマスチェラーノのパスからボックス右に抜け出したスアレスが最初のシュートを放つと、その後はメッシの個人技を軸に相手ゴールへ迫る場面を増やしていく。

▽中盤の数的優位を活かせず、サイドでも優位に立てないバルセロナが攻め切れない一方、素早い攻守の切り替えからモドリッチやコバチッチを起点としたカウンターでフィニッシュのシーンを増やすマドリーは、33分にベンゼマの鋭い縦パスを足元に受けたバスケスがボックス手前から左足のミドルシュートを放つが、これは左ポストに阻まれる。

▽それでも、良い形の攻めが続くマドリーは39分、敵陣中央の高い位置でブスケッツからバスケスがボールを奪い、アセンシオが左サイドのマルセロにパスを通す。そして、ブラジル代表DFの折り返しに反応したファーサイドのベンゼマが、DFユムティティの背後から前に身体を入れ、ワントラップから左足ボレーを流し込んだ。攻守両面でバルセロナを圧倒したマドリーが、2点リードで前半を終えた。

▽互いに選手交代なしで迎えた後半、何とか意地を見せたいバルセロナだが、立ち上がりの50分にコンディション不良か、ピケが早々にベンチに下がり、ネウソン・セメドが投入される。52にはスアレスのパスに抜け出したメッシがボックス左でシュートを放つが、GKケイロル・ナバスがわずかに触ったボールはクロスバーを叩く。

▽一方、後半に入ってややペースを落としたマドリーは、55分にボックス左角度のないところからベンゼマがシュートを放つが、これはGKテア・シュテーゲンに阻まれる。その後、64分にはコバチッチを下げてカゼミロを投入し、試合を締めにかかる。

▽後半に入ってもメッシの仕掛け以外に攻め手がないバルセロナは、70分過ぎにセルジ・ロベルト、メッシの強烈なシュートでゴールに迫るが、GKナバスの牙城を破れない。さらにメッシのシュートのこぼれ球をスアレスがダイビングヘッドで押し込みにかかるが、ここは右ポストに阻まれる。

▽その後、アンドレ・ゴメスとジョルディ・アルバを下げてデウロフェウ、ディーニュを投入したバルセロナに対して、余裕のマドリーは殊勲のアセンシオ、クロースを下げてこれが公式戦デビューとなるテオ・エルナンデス、ダニ・セバージョスをピッチに送り出す。試合終盤にはヒザを痛めたスアレスが足を引きずるなど、バルセロナにとっては泣きっ面に蜂の厳しい展開となった試合は、このままマドリーの2-0で終了。2戦合計5-1と完勝のマドリーが、5年ぶり10度目のスーペル・コパ優勝を決めた。