腕章を失ったヘーベデスだが、新キャプテンのフェーアマンをサポートしていくとフェイスブック上でコメントしている。(C)Getty Images

写真拡大

 10位と低迷した昨シーズンからの巻き返しを期すシャルケから、驚きのニュースが届いた。チーム最古参のDFベネディクト・ヘーベデスに代わって、GKラルフ・フェーアマンがキャプテンに就任したと発表したのだ。
 
 シャルケ生え抜きのヘーベデスは昇格5年目の2011-12シーズンにキャプテンに就任。ここ数年は怪我の影響で戦列を離れる試合が少なかったものの、ピッチに立てば常に味方を鼓舞するメンタルリーダーとしてチームを牽引してきた。
 
 今回の主将交代は、17-18シーズンからシャルケを率いるドメニコ・テデスコ新監督の意向によるものだ。31歳の青年監督は8月12日の記者会見でこう説明している。
 
「ベネ(ヘーベデスの愛称)に問題があったわけじゃない。彼には大きな敬意を抱いているし、これまでもチームに尽くしてくれた。ただ、彼ひとりに責任を負わせたくなかったし、何か変化をもたらしたかったんだ」
 
 新キャプテンに就任したフェーアマンはヘーベデスと同じくシャルケの下部組織出身で、在籍6年目の13-14シーズンから正GKとして君臨。「コミュニケーションをよく取るし、チームメイトに苦言を呈することもある」とテデスコ監督はそのパーソナリティーを高く評価する。
 
 一方、キャプテンマークを剥奪されたヘーベデスも、この決定を受け入れたようだ。フェイスブックで次のようにコメントしている。
 
「シャルケのキャプテンとして過ごしたこの6年間は、僕の誇りだ。今回の決定(主将交代)は同意できないが、受け入れなければならない。ラルフ・フェーアマンの成功を、友人としてもプレーヤーとしても祈っている。シャルケをヨーロッパの舞台に戻すために、一緒にがんばろう!」
 
 なお、副キャプテンにはMFレオン・ゴレツカが就任したことも併せて発表されている。内田篤人も所属するシャルケは、新しいリーダーたちの下で2017-18シーズンに臨むこととなる。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部