岸田文雄前外相が自民党の政調会長に就任したことで、人事権や政策決定権が官邸から取り戻せるのではないかと官僚たちは期待している Photo:日刊現代/アフロ

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野田聖子の総務相就任に
旧郵政官僚は歓迎ムード

「一寸先は闇」とはよく言ったものだ。特に、永田町では。
 
 一時は「1強」とまで言われるほど隆盛を誇っていた安倍政権。しかし急速に陰りが見え始め、支持率の低下に歯止めをかけようと、首相の安倍晋三は8月3日、内閣改造に踏み切った。

 目玉人事は、総務相に就任した野田聖子だ。一貫して首相と距離を置き、2年前の総裁選では、“女だてら”に無投票再選に異議を唱えて立候補した。しかし結果は惨敗、それ以降、冷や飯食いが続いていた。そんな野田に対し、首相は「女性活躍相も兼任してほしい」と依頼したという。

 安倍政権は、「女性活躍」を前面に掲げながら、妻の昭恵を筆頭に、“安倍ガールズ”らが次々と問題を起こしてきた。目新しさを狙うあまり、ろくな経験もない女性ばかりを重用してきたツケが回ってきたことに、首相も姿勢を改めざるを得なかったのだろう。

 そんな野田は、即座に「次期総裁選の出馬」を表明。東京都知事の小池百合子もそうだが、長年、“超男社会”だった永田町で、約四半世紀に渡って生き抜いてきた女性たちは、本当にしたたかで胆力がある。

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