中国で「二次元経済」が盛んになりつつある。「二次元経済」によってかつての少数派文化であったオタク文化は現在の消費の主流となっている。

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中国で「二次元(アニメ、ゲーム、漫画などオタク文化)経済」が盛んになりつつある。「二次元経済」によってかつての少数派文化であったオタク文化は現在の消費の主流となっている。中新網が14日付で伝えた。

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現在、上海、北京、広州、成都、西安、深セン、広州、鄭州などの都市にあるピザハットの約1700軒のレストランでは、ネット企業である網易が開発した携帯ゲーム「陰陽師」とのタイアップが盛んに行われている。ピザハットは若者が集まりやすい地域で、「陰陽師」をテーマとするレストランを開き、ゲーム関係のメニューを打ち出し、さらに有名なコスプレイヤーを招いて、「90後(1990年代生まれ)」と「00後(2000年代生まれ)」の若者を引き付けている。携帯ゲームの影響を受けて、上海のあるピザハットは、昼食時にほとんど満員だという。アニメ、携帯ゲームなどはすでに金を稼ぐ「宝」となっている。

また、他との差別化を図り、市場のニーズを満たすために、中国の観光市場においても「二次元」をテーマとする観光区が成長している。上海のディズニーランド、杭州のハローキティテーマパークなどは「二次元経済」の産物だ。中国国産アニメやゲームの成長とともに、「二次元観光経済」も加速度的に成長していくことは明らかだろう。

それと同時に、「聖地巡礼」など二次元旅行の起源であり、資源が最も豊かな海外観光地でもある日本は、依然として自国旅行の潜在力を開発し続け、より多くの中国の若者を引き付けようとしている。

中国最大級の旅行口コミサイト「●蜂窩(●=虫偏に馬。マーフォンウォー)」がこのほど発表した「90後の旅行方式研究報告2017」のデータによると、アニメやドラマのロケ地を巡るために旅行に行きたい若者は42%だという。また、より多くの90後の若者が旅行をライフスタイルの一つとみなしていると同レポートは分析した。

「●蜂窩」の担当者によると、旅行が普通になりつつある現在、旅行目的地を選ぶ際、90後の若者はより多様な目的を持つようになったという。「二次元文化」の流行は二次元旅行の高まりを促す主な原因となり、二次元と関わる目的地やテーマレストランなどは、今の若者にとって、とても魅力的なのだという。(提供/環球網・編集/黄テイ)