すべてのことにおいて、事細かに報告してくるどころか指示を仰いでくる部下について、あなたはどう思われるでしょうか。 無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ〜おんさんは、「そのような部下を好む人間は組織の上に立ってはいけない」と一刀両断した上で、生産性を上げるため、部下として、上司として心がけるべきことを記しています。

行動ではなく考え方に興味を持つ

サラリーマンって、誰かの指示、命令に従っていたら仕事をやったような気になるじゃないですか。そういう人は困ったり、迷ったら、

これはどうしたら良いですか?ここまで終わりましたけど、ここからはどうしましょうか?見積もりは揃いましたけど、次は何をすれば?返信が来たんですけど、その日は都合が悪いみたいです

みたいな感じで報告してくるんです。

そういう報告が好きな上司っていますよ(特に日系企業は多いです)。でもこれって生産性が悪いんですよ。だっていちいち上司がコマンド(指示)を出さなきゃ組織が動かないんですから。

え? それが当たり前だろうって?

そう思った人は出世は難しいかも…というよりも、そういう人が出世すると管理職として非常に忙しく、面倒になりますよ。たぶんあなたがいなかったら、組織は止まっちゃいますから休みも取れなくなりますよ。

あれしろ、これをやっとけ、この場合はこうしろ、という指示は一度きりなんですよ、有効期限が。つまり次の場面になったり、展開が変わったりしたらまた指示を出さなきゃならないんです。それが楽しいという人はホントは組織の上に立っちゃダメですよ。

部下としてマネすべきは、そして上司として伝えるべきは、

 ● 個別の行動ではなく、その行動を選択した考え方

なのです。なぜあなたはこの場面でそうしろと指示を出したのか? その背後にどういう理由があるのか、思考に至るまでのロジックは何か?

これを理解するのです。

それを部下として理解出来たら、つまらない場面でいちいち指示を仰ぐ必要なんてなくなるんですよ。だって考え方が同じなんですから。指示をもらいに行ってもそれって自分の考えと一緒なんですから、時間のムダでしょ。

叱られるのは、思考の結論が上司と異なるからなんです。上司的にはこの場面では右に行くよなと考えていたのに、無断で左に舵を切るヤツがいたら止めるに決まってます。逆に、自分と同じタイミングで舵を右に切るのを見たら、

 ● あ、こいつは理解してるのね、OK

ってことになって、次からは、

 ● オレは忙しいから、お前が適当に考えてやってくれる?

って言うに決まっているんです。

というか、上司と部下ってこの関係性にならなきゃ組織としての生産性は上がりませんから。

自分と同じ思考をする人を何人揃えられるかが組織としての力なんですから。

だから仕事が出来そうな人にはかなり早い段階で(最早では新卒研修が終わった時点でとか)、自分の思考パターンというか、ロジックを伝授するようになるんです。

でなきゃ自分がその現場から離れられなくなりますからねぇ。

部下的には早くこの構図を理解して自分の仕事をアジャストした方が良いですよ。30歳を過ぎても言われた事しか出来ないようじゃ(それすら満足に出来ないおバカちゃんもいますけど)、どうやっても幹部にはなれませんからね。

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出典元:まぐまぐニュース!