ソックを下した杉田「アグレッシブであるように努めた」 [ウェスタン&サザン・オープン]

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 アメリカ・シンシナティで開催されている「ウェスタン&サザン・オープン」(ATP1000/8月13〜20日/賞金総額436万2385ドル/ハードコート)の男子シングルスは、故障と番狂わせが続出している。

 第6シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が左手首の故障のため棄権した、と大会オフィシャルは発表した。

 これに先立ち、世界3位のロジャー・フェデラー(スイス)と、9位の錦織圭(日清食品)は月曜日に棄権。世界1位のアンディ・マレー(イギリス)と4位のスタン・ワウリンカ(スイス)、5位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、前年度覇者で6位のマリン・チリッチ(クロアチア)が大会開始前に出場を取り消しており、ラオニッチはトップ10で7人目の棄権者となった。

 2位で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)はドローの中に残っており、大会後の8月21日に発表されるランキングで、世界1位に復帰することになる。

 ラオニッチの棄権のすぐあと、今度はダビド・ゴファン(ベルギー)、トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)、ジャック・ソック(アメリカ)ら、そのほかのシード選手たちが、こぞって1回戦で敗退した。

 世界ランク30位のフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)は第10シードのベルディヒ(チェコ)を3-6 7-6(1) 6-0で破り、2回戦に駒を進めた。続いて46位の杉田祐一(三菱電機)が第13シードのソック(アメリカ)を7-5 6-4で下した。

 デル ポトロは、第1セットを落としながらもひるまず、第2セットではいきなり4-1とリードしてから最終的にタイブレークでセットを奪取。タイブレークでは5-0とリードし、最後はサービスエースでセットを締めくくった。彼はその勢いに乗って、第3セットでウィンブルドン・ベスト4のベルディヒを圧倒し、今年の1回戦での成績を12勝0敗に向上させた。

 脇腹の故障で先週のロジャーズ・カップから棄権したベルディヒは、短い休止後の初試合をプレーしているところだった。

 一方、日本の杉田は、ベースライン上に乗ったショットによってソックのサービスをブレークし、勝利をつかんだ。オンラインの判定はビデオによって確認された。

「とにかくサーブを入れようとした。最初のショットはもっとも重要」と試合後、杉田は言った。「そして、ネットにも行き、コート上でアグレッシブであるように努めた」。

 第11シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と第14シードのジョン・イズナー(アメリカ)は、この日に乱れ飛んだ番狂わせの嵐を避けることに成功した。

 カレーニョ ブスタは、パオロ・ロレンツィ(イタリア)を6-3 6-3で撃破。ビッグサーブが武器のイズナーは、ファーストサービスからのポイントの93%を取り、16本のサービスエースを叩き出し、ウィナーの合計では30対9と大きく相手を上回りつつ、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した同胞のトミー・ポール(アメリカ)を6-3 6-3で下して3回戦に進出した最初のプレーヤーとなった。

 一方、第3シードのドミニク・ティーム(オーストリア)はファビオ・フォーニーニ(イタリア)を6-3 6-3で倒し、3回戦に進出した。

 やはり2回戦を戦ったイボ・カルロビッチ(クロアチア)は、イズナーに続いて3回戦に進んだが、彼の場合、第8シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)を6-4 7-6(9)で倒すという番狂わせを通し、それをやってのけた。この日の2回戦の試合はすべて19時以降のナイトマッチで行われた。

 第9シードのゴファンは、1回戦でニック・キリオス(オーストラリア)に2-6 3-6で屈し、シンシナティで敗れた最初のシード選手となってしまった。キリオスは次の2回戦で、予選を勝ち上がったアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦する。ドルゴポロフは1回戦でケビン・アンダーソン(南アフリカ)を6-4 7-6(6)で下していた。またカレン・カチャノフ(ロシア)はディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-1 1-6 6-3で倒した。

 そのほかの1回戦では、このところ復調ぶりを見せているダビド・フェレール(スペイン)が2時間22分をかけ、スティーブ・ジョンソン(アメリカ)を6-1 5-7 6-3で下した。アルベルト・ラモス ビノラスは、予選を勝ち上がったミカエル・ユーズニー(ロシア)を乗り越えるのに、6-2 3-6 6-3とフルセットの戦いを必要とした。ワイルドカードで出場したジャレッド・ドナルドソン(アメリカ)は、ロベルト・バウティスタ アグートを7-6 (5) 6-3で退けた。

 アドリアン・マナリノ(フランス)も、2-6 7-6(8) 6-2のフルセットの戦いの末にロビン・ハッサ(オランダ)を倒し、2回戦に進出した。ニコラス・バシラシビリ(グルジア)は20歳のボルナ・チョリッチ(クロアチア)を6-3 7-6 (5)で退けた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「ウェスタン&サザン・オープン」の1回戦で第13シードのジャック・ソック(アメリカ)を倒した日本の杉田祐一(三菱電機)(写真◎Getty Images)
Photo: MASON, OH - AUGUST 15: Yuichi Sugita of Japan waves to the crowd after defeating Jack Sock during the Western and Southern Open on August 15, 2017 in Mason, Ohio. (Photo by Rob Carr/Getty Images)