「ベースキャンプ」で人気ナンバーワンの「黒ゴマと大豆もやしのカリー」(980円、平日昼890円)

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スパイシーな香りとピリッとした刺激がクセになる、スパイスたっぷりのカレー。実は漢方薬の役目も果たしているんです。今回は、福岡の薬膳に強いカレー店を3店ピックアップ。体にいいスパイスたっぷりのカレーを食べれば、夏バテ知らず!?

【写真を見る】バジル、ローズマリー、タイム、ミント、カルダモン、クローブ、ブラックペパーなどのスパイスを使用

■ ベースキャンプ

自家栽培のハーブと厳選したスパイスで作る薬膳カレーがウリ。1981年の創業以来「おいしく食べて健康に」をモットーに、カロリー控えめの小麦粉を使わないヘルシーなメニューが女性から支持を集めている。ランチタイムには客の8割が女性を占める盛況ぶりだ。ベルギービールも150種と豊富にそろい、カレーと一緒に1杯楽しもう。

「黒ゴマと大豆もやしのカリー」(980円、平日昼890円)が人気ナンバーワン。黒ゴマを練り込んだ濃厚なひと皿は301kcalとカロリー控えめだ。大豆もやしの食感もイイ。

スパイスは、バジル、ローズマリー、タイム、ミント、カルダモン、クローブ、ブラックペパーを使用。バジル、ローズマリーなどのハーブ類は血行を促進し、老化を防ぎ、心身をリラックスさせる。

[ベースキャンプ]福岡県福岡市中央区大名2-2-51/092-721-6044/11:30〜14:30(LO14:00)、18:00〜24:00(LO23:00)、日曜・祝日〜15:00(LO14:30)、〜22:00(LO21:00)/月曜、第1火曜休み

■ ヘラ味屋

料理人歴約30年のシェフによるスリランカの家庭料理が味わえる。スパイスを12種類使いながらもココナッツミルクでマイルドに仕上げたカレーが人気だ。現地の雑貨も販売し、本場の雰囲気も感じる。

「カリー(ライス&ヌードル)」(1000円)は、ビーフンとライスを混ぜて食べるのがオススメ。ハート型のライスが女心をわしづかみに!テイクアウトもでき、プラス100円で大盛りもOK。食後に紅茶が付く。

パンダナスリーフ、チリパウダー、シナモン、カレーリーフなど12種類のスパイスを使用する。ターメリックは老化予防に期待でき、クローブは万能薬。チリパウダーは脂肪の燃焼にオススメだ。

[ヘラ味屋(あじや)]福岡県福岡市博多区博多駅南6-14-40/092-260-1341/11:00〜15:00、18:00〜23:00(LO22:30)/無休

■ 雑貨とカレーの店 ハイダル

店主・ハイダルさんがバングラデシュの魅力を広めるために7年前にオープン。約16種のスパイスをホールのまま使うカレーは、母親の味を再現しているという。甘口の「コロマカレー」(1296円)は子供も食べやすい。店内でバングラデシュの民芸雑貨も販売している。

「ハイダル薬膳カレーセット」(1296円)は、16種のスパイスを砕かずに使うのが特徴。バングラデシュのおふくろの味を再現し、「二日酔いになると食べにきます」という常連客も多いのだとか。食後にチャイが付く。

コリアンダー、クミン、クローブ、カルダモン、ホワイトペッパーなど16種のスパイスがたっぷり。コリアンダーはデトックス効果が期待でき、クミンは生理不順、ホワイトペッパーは消化不良にいい。

[雑貨とカレーの店 ハイダル]福岡県福岡市中央区警固2-9-10 コーポ山崎1F/092-714-0758/11:00〜15:00、17:00〜22:00/火曜休み

【九州ウォーカー編集部】