15日の大規模停電を受け、16日に開かれた与党・民進党の幹部会議で談話を発表し、国民に謝罪する蔡英文総統

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(台北 16日 中央社)蔡英文総統が15日夜、自身のフェイスブックを通じて、同日夕に発生した大規模停電について国民に謝罪した。また、政府が目指す分散型エネルギーシステムの構築にも言及、集中型エネルギーシステムでは、1カ所の発電所に何かあると全国規模で影響が及ぶと指摘し、このような事態を回避するためにも方針は不変とする立場を強調した。

大停電は、火力発電所の大潭発電所(桃園市)で燃料となる天然ガスの供給が石油大手・台湾中油の誤操作で一時中断されたことが原因。約668万戸が一時停電し、全面復旧したのは停電から約5時間後の夜9時40分ごろだった。

蔡総統はまず、「政府を代表して国民にお詫びする」と謝罪。電力供給は民生問題だけでなく、国家安全問題でもあるとした上で、人為的ミスで動かなくなってしまう供給システムこそが問題であると指摘。現行のシステムは変えなければならないとして、今後徹底的に検討すべき改革課題の一つに据えることを約束した。

(葉素萍/編集:塚越西穂)