警政署提供

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(台北 16日 中央社)米ロサンゼルスで7〜16日の日程で開催中の世界警察消防競技大会の表彰式で、台湾チームが「中国国家警察」チームと誤って呼ばれるハプニングが発生した。野党・時代力量の林昶佐立法委員(国会議員)が15日、自身のフェイスブックで状況を説明し、国際社会で名称が正しく認識されない台湾チームの悲哀を伝えた。

同大会は約70カ国・地域の警察官・消防士たちが65もの種目を競う大規模なもの。台湾チームは「チャイニーズタイペイ」名義で、40人が射撃、柔道、テコンドーなどに出場した。

誤称があったのは、射撃の表彰式。林立法委員は、関係者が訂正を要求しなかったと指摘し、問題視した。

これを受けて内政部(内務省)警政署は同日、誤称についてはコーチらが即座に訂正を求めたことを強調、その後の表彰式は滞りなく行われ、台湾の選手は中華民国国旗を持って表彰台に上ったことも複数回あると報告した。また、現地にある台湾の出先機関を通して、二度と類似の問題が起こらないよう求める抗議状を主催者側に送付したという。

台湾は、中国大陸の圧力により五輪などにはチャイニーズタイペイ名義で参加するのが慣例。台湾初開催となるユニバーシアード夏季大会(台北、8月19〜30日)を前に、名称や国旗の問題などに改めて関心が集まっている。

(朱則イ/編集:塚越西穂)