8月(2017年)に入ってから梅雨のような天気が続いている東京だが、このままで夏は終わってしまうのか。8月1日から16日までに降った雨の量は、梅雨のときよりも多い。

気象予報士の河波貴大は「長雨の原因は2つある」という。この時期は勢力を強めた太平洋高気圧が本州を覆うのだが、今年は南海上に退き、太平洋高気圧に覆われているのは沖縄周辺だけだ。本州上空を流れる偏西風が強く、太平洋高気圧がブロックされて北上できない状態になっているのだ。

また、北のオホーツク海高気圧が北海道、青森を覆って、冷たい湿った空気を関東の太平洋側におくりこんでいる。「山背」と呼ばれるこの冷たい北東風は、昔から冷害の原因として恐れられてきた。

連日30度超えの残暑

河波「でも、偏西風が北寄りに上がるので、週明けから太平洋高気圧が北上し、西日本から関東に張り出してきます。東京を中心に続いていた長雨は今週いっぱいで終わり、その後は晴れ間が出て、30度を超える残暑がやってくるでしょう」と予報する。