マンチェスター・テロ事件の遺族にそれぞれ約3,600万円が緊急基金より支払われることに

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 2017年5月22日にアリアナ・グランデのコンサート会場で発生した爆弾テロで亡くなった22名の遺族に、<We Love Manchester(ウィー・ラヴ・マンチェスター)緊急基金>からそれぞれ32.4万ドル(約3,600万円)が支払われることになった。

 8月15日に発表された声明には、「この支払金は、テロ事件の後に寄せられた公衆からのあふれんばかりの支援の恩恵を遺族が受けられることを保証するものです」と記載されている。同基金の理事長を務めるスー・マーフィーは、「マンチェスター・アリーナのテロ事件後、市と世界は類のない優しさと寛大さと連帯感をもって反応してくれました」とコメントしている。

 テロ事件後に設立された<We Love Manchester緊急基金>は、アリアナの助けを借りて2,300万ドル(約25.5億円)以上の寄付を集めた。アリアナが発起人となって6月に開催された支援コンサート【One Love Manchester(ワン・ラヴ・マンチェスター)】にはジャスティン・ビーバー、マイリー・サイラス、ケイティ・ペリーなどのアーティストたちが出演し、収益の全てが同基金に寄付された。

 彼女はまた、自分の曲「ワン・ラスト・タイム」をチャリティ・シングルとして再発し、『オズの魔法使い』の「虹の彼方に」のカヴァーもチャリティ曲としてリリースして、その収益も全て寄付している。

 声明によると、犠牲者たちの遺族は既にそれぞれ約9万ドル(約990万円)が支払われ、無料カウンセリングも受けられることになっていたが、各家族が受け取る最終総額が32.4万ドルになったことが今回の発表で明らかになった。

 マーフィーは、「今後は残りの寄付金をどう分配するかについて時間をかけて検討します。テロ事件の長期的な影響を評価しなければなりませんので、これは複雑で慎重に扱うべきプロセスになるでしょう」とコメントしている。