パリ郊外で車がピザレストランに突っ込み多数の死傷者(画像は『Express 2017年8月15日付「Girl, 13, killed and four critical as car mows down customers at Paris pizzeria」(Twitter)』のスクリーンショット)

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仏パリから約60km離れた人口500人未満の小さな町セット=ソール(Sept-Sorts)でこのほど1台の車がピザレストランに突っ込み、多数の死傷者を出した。負傷者のうち4名の容体は特に深刻であるとのこと。英メディア『Express』『Metro』ほか多くのメディアが伝えている。

セーヌ=エ=マルヌのセット=ソールで現地時間の14日夜、コメルス通り(Rue du Commerce)にあるピザレストラン「Pizzeria Cesena」にシルバーのBMWが大変なスピードでテラス席を突破し、店内に突っ込んで停止した。店舗で飲食中であった13歳の少女(当初8歳と伝えたメディアも)が死亡し、3歳の弟が重体であるほか少なくとも11名が負傷しているという。

駆け付けた警察官により車を運転していた32歳の男が逮捕されたが、本人は意図的なものと話しており、ブレーキの跡もないことから当局は事故ではなく事件として扱うもようだ。犯人は薬物の影響下にあったことが考えられると伝えた地元メディアもある一方で、フランス内務省のピエール・アンリ・ブランドゥ報道官は『BFM-TV』に「テロの可能性については現時点においてはほぼ排除されたとみています」と述べた。その理由として犯人が自殺を図って失敗したばかりであることを挙げた。また過去の犯罪歴などは確認されなかったとしている。

目撃者は同メディアの取材に、「店には20人ほどがいたと思う。BMWの運転手は店の正面のテラスエリアからガラスの壁に突っ込み、バー部分に衝突してやっと止まった。逃走しようとしていたが誰かに強く阻止された」と話している。また犯人は現場で警察官に「車内に武器がある、死なせてほしい」などと訴えたが、危険なものは発見されなかった。赤の他人を巻き込んでの拡大自殺を思い至った動機など、男に対して厳しい取り調べが行われている。

画像は『Express 2017年8月15日付「Girl, 13, killed and four critical as car mows down customers at Paris pizzeria」(Twitter)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)