【ソウル聯合ニュース】韓国で卵から基準値を超える殺虫剤の成分が検出された問題で、李洛淵(イ・ナクヨン)首相は16日、「多くの国民が懸念するほど広範囲には(汚染が)広がっていないようだ」と述べた。政府は国内1239カ所の採卵鶏農場の調査を進めており、18日には問題がある卵をすべて廃棄し終え、問題のない残りの卵は全量流通が可能だとして、理解を求めた。与党、青瓦台(大統領府)との会議後、記者団から政府の対応を尋ねられ、このように説明した。

 李氏によると、農場の調査は16日朝までに245カ所が終わり、このうち2カ所から問題のある殺虫剤成分が検出され、別の2カ所では使用が認められているものの基準値を超える農薬が検出された。241カ所は問題がなかった。「問題なし」と判定された卵の流通は16日から始まるという。

 殺虫剤の成分が検出されたことについて、「採卵鶏につくダニをなくすために殺虫剤を使うが、夏場は(ダニが発生するため)殺虫剤を多めに使う傾向がある」と説明した。検査は昨秋から実施してきたが、これまでは検出されていなかったという。