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総生産台数325台 シューティングブレークは99台

現状、ザガートとアストン マーティンが生みだしたヴァンキッシュ・シリーズは以下の3種。

・ヴァンキッシュ・ザガート・クーペ
・ヴァンキッシュ・ザガート・ヴォランテ
・ヴァンキッシュ・ザガート・スピードスター

これに合わせて、ヴァンキッシュ・ザガート「シューティングブレーク」が加わることになったと発表された。

合計4種類から構成されるヴァンキッシュ・ザガート・ファミリーは、総生産台数325台となる。

生産台数の内訳は以下のとおり。

・クーペ:99台
・ヴォランテ:99台
・スピードスター:28台
・シューティングブレーク:99台(予定)

なかでもスピードスターとシューティングブレークは「究極」だと説明されている。くわしく見ていこう。

スピードスター/シューティングブレークは「究極」

いずれも自然吸気のV12エンジンを載せるヴァンキッシュSをベースとするモデルであるが、なかでもスピードスターとシューティングブレークは「究極」だと、アストン マーティンは説明する。

今回「初お目見え」となったシューティングブレークは、「強烈な個性を備えながらも、きわめて実用的なGTとして設計されています」と説明される。

外観は、ザガートならではの「ダブルバブル」ルーフが特徴。このルーフは、電動式テールゲートにつながり、これを開けると、カスタムメイドのラゲッジセットが姿を現す。

インテリアは、
・ヘリンボーン柄のカーボンパネル
・ブロンズアルマイト処理のロータリー・コントロール
・各所の「Z」をモチーフとしたキルティング
・フルアニリンレザー仕様(オプション)
など、ほか3モデルに劣らぬ存在感だ。

ザガートの特別モデルを「ファミリー」という形で発表したのには、どういった背景があるのだろう?

ザガート「ファミリー」にした背景

「わたしたちは、ザガート・モデルをファミリーとして発表したことありませんでしたが、そういった関係に前例がないわけでありません」

「DB7ザガートとDBAR1、またV8ザガート・クーペとヴォランテの関係を思い出してみていただければわかります」とコメントするのはアストン マーティンのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるマレク・ライヒマンだ。

なぜザガート・ファミリーを作ったのですか? という質問に対してライヒマンは、

「多くのアストン マーティンのお客様は、クーペの純粋さを求める方もいれば、さらに過激なスピードスターがお気に入りの方もいます。どちらも注文したというお客様もいらっしゃいます」と答える。

さまざまなキャラクターを用意することで、顧客の満足度を高め、コレクション欲を刺激することが目的なのだろう。

ザガート側はどのように思っているのだろうか?

ザガートCEO語る、アストンとの歴史

ザガート最高経営責任者(CEO)アンドレア・ザガートは、「アストン マーティンとザガートの関係は、わたしの祖父とDB4 GTザガートで始まりました。60年ほど前の話です」と語る。

「ザガートという名は、多岐にわたる、すばらしいデザインで知られていますが、世界中のエンスージァストおよびコレクターにとって、ザガートの『Z』をアストン マーティンのウイングマークに組み合わせた製品こそ、もっとも特別な存在となっています」

「わたしの祖父が始めたストーリーを継続することに誇りを感じるとともに、アストン マーティンとのパートナーシップによって、このようなエキサイティングなクルマを生み出し続けていることに感動を覚えます」と述べた。

それではヴァンキッシュ・ザガート・ファミリーを、写真で見ていこう。

写真で見る、ヴァンキッシュ・ザガート・ファミリー

ヴァンキッシュ・ザガート・スピードスター

ヴァンキッシュ・ザガート・ヴォランテ

ヴァンキッシュ・ザガート・クーペ