羽生結弦【写真:Getty Images】

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進化を遂げた、あの「神曲」再び…五輪連覇へ英メディア注目「66年間で初の選手狙う」

 フィギュアスケート男子で66年ぶりの冬季五輪2連覇を目指す羽生結弦(ANA)。運命の平昌五輪シーズンのフリーで「SEIMEI」を2季ぶりに再演する。ファンから「神曲」と評される勝負曲を選択したことについて、海外メディアも「世界を支配する五輪王者がフリー曲を発表」と反応。躍進に導いた楽曲であることを紹介している。英スポーツメディア「insidethegames」が報じた。

 羽生が運命のシーズンに選んだのは、あの「神曲」だった。陰陽師をモチーフし、独特の世界観を創り出した「SEIMEI」を15-16年以来、2シーズンぶりに採用。あと半年を切った平昌五輪へ、再演で2つ目の金メダルを狙う。

 前回王者の決断は日本のみならず、世界で反響を呼んでいる。「五輪王者のユヅル・ハニュウが2018年平昌フリーの楽曲を発表」との見出しで報じたのは、英スポーツメディア「insidethegames」だ。

「世界を支配する、そして、五輪王者であるユヅル・ハニュウは2018年平昌、フリープログラム曲の一部を発表した」

 こうつづった記事では「すでに15-16年シーズンに使用したことがあり、国際的へと躍り出た」と躍進に導いた楽曲であることを紹介した。

合計330.43点の世界最高得点マーク…今季は慣れ親しんだ2曲で半世紀超え五輪連覇へ

 このシーズンではグランプリ(GP)ファイナルでフリー219.48点、SP110.95点の合計330.43点で記録し、世界歴代最高得点を更新したことも記述。いかに羽生の進化に結びついたかを紹介している。

 そして、SPもショパンのピアノ曲「バラード第1番」を再演することに触れた上で、22歳の絶対王者が慣れ親しんだ2曲で歴史的な偉業に挑むことにも注目した。

「2018年の平昌、ハニュウは男子フィギュアスケートでオリンピック連覇を果たした66年間で初の選手になることを狙っている」

 勝てば、羽生は1948年サンモリッツ、52年オスロ大会を連覇したディック・バトン(米国)以来、半世紀をゆうに超える歴史的な快挙を果たすことになる。

 昨季は世界選手権で3年ぶりに世界王者に輝いた羽生。今季初戦のオータム・クラシック(9月20日開幕・モントリオール)からどんな演技を見せるのか。世界の注目も高まっている。