フィリピン・マニラ国際空港で演説するロドリゴ・ドゥテルテ大統領(2017年5月10日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フィリピン警察は14日から15日にかけて、ロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領が進める「麻薬撲滅戦争」の一環として首都マニラ(Manila)近辺で一斉摘発を行い、少なくとも21人を殺害した。当局が15日発表した記録で明らかになった。一連の取り締まりによる一晩の死者数としては過去最多。

 首都マニラのすぐ北にあり産業が発展しつつあるブラカン(Bulacan)州の警察の記録によると、警察は同州12の自治体で26の作戦を実施。うち16の作戦で「ドラッグに関わりのあった人物」計21人を殺害したとしている。殺害された21人はいずれも武器を持っていたという。

 警察は今回の摘発で容疑者64人を逮捕し、21丁の銃器、「シャブ」と呼ばれるメタンフェタミン(結晶状覚せい剤)約100グラムを押収した。

 これまでに警察の摘発で一晩に殺害された人数が最も多かったのは、7月30日にフィリピン南部で行われた家宅捜索で市長を含め16人が死亡した事例だった。
【翻訳編集】AFPBB News