浦和レッズDFマウリシオ

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[8.15 スルガ銀行チャンピオンシップ2017 浦和1-0シャペコエンセ 埼玉]

 新戦力となるブラジル人DFがついに埼玉スタジアムのピッチに立った。今月1日にポルトガル1部マリティモから浦和レッズへの加入が発表されたDFマウリシオは、スルガ銀行チャンピオンシップで90分間ピッチに立ち続け、チームの1-0の完封勝利に貢献した。

 3バックの中央に入ったマウリシオだったが、前半は浦和が主導権を握って押し込んだこともあり、守備での見せ場はほとんどなかった。しかし、組み立てに積極的に絡んでボールを左右に散らしてリズムを生もうとするだけでなく、後半24分にはミドルレンジからゴールを脅かすなど攻撃面で魅せる。

 後半に入ると一転してシャペコエンセの猛攻にさらされる。しかし、「相手は身長が高いので、まずはそこをケアして、セカンドボールを拾うことに気を使った」と相手攻撃をはね返し続けた。すると、ゴールを守り続ける守備陣の奮闘に攻撃陣が最後の最後に応え、後半アディショナルタイムのMF阿部勇樹のPK弾で1-0の完封勝利を収めた。

 自身の出来は「80パーセントくらい」と振り返りつつも、「公式戦1試合目でチームのために戦うことができたし、チームがしっかりとタイトルを手にすることができたのが一番うれしい」と白い歯を見せた。この日、最終ラインをともに形成したDF槙野智章は「何の問題もなかった」と太鼓判を押す。「(マウリシオは)しっかりとリーダーシップを取っていたし、ラインの調整やマークの受け渡し、スライドの部分も問題なかった。経験もあるし、頼もしい選手が加わったと思う」と称賛を贈った。

(取材・文 折戸岳彦)