米Lifehackerが人生の役に立つ言葉を紹介するシリーズ「Mid-Week Meditations」へようこそ。ストイックな知恵を探求し、それを使って自らを省みて、人生を好転させましょう。

今回は、マルクス・アウレリウス・アントニヌスの知恵から学びましょう。彼は「不運」というコンセプトに対して、深い造詣を持っていました。

コンスタントに波が打ちつける、岩の多い岬のようになることです。岬は動じることなく、逆巻く波はその周囲で落ち着きを取り戻します。

「こんなことが起きるなんて、なんて運が悪いんだろう」ではなく、「こんなことが起きたのに痛みもなく耐えられた。それに、現在に押しつぶされることも、未来を恐れることもないなんて、なんて運がいいんだろう」と思うことです。

誰にでも悪いことは起こるもの。全員がそれを痛みなく耐えられるわけではありません。ですから、それが起きた不運を嘆くよりも、それを耐えられた幸運を喜ぶべきではないでしょうか。

今後、悲しいことが起きても、この原則を覚えておくといいでしょう。「これは不運ではない。自分に忠実に耐えられたのは、幸運なのだ」と。

- Meditations 4.49

本当の意味

学者によると、「岩の多い岬」は、ホメーロスによるイーリアスの一節を引用したもの。アカイア軍の船がヘクトールの攻撃をかわした様子を描いたくだりです。とはいえ、ランダムに襲いかかる敵のように、抵抗する力に強い姿勢を示すという意味では同じことと言えるでしょう。

アウレリウスは「不運」に遭遇したと感じたら、考え直すことを提案しています。不運を嘆くのではなく、それを耐え抜いた自分に感謝を示しましょう。つまり、あなたは幸運なのです。あなた以外の人だったら、この試練に耐えられなかったかもしれません。

教訓

携帯を壊したという小さなことでも、自動車事故に遭ったという大きなことでも、不運なことが起こったとき、心を強く持って、あなたの人格への攻撃に耐えてください。希望の光を探すことを選び、そうできる能力が自分に残されていることに感謝しましょう。悲しみの中に一縷の光を見つけたら、それをつかむのです。グラスを「半分まで満たして」ください。

「物事のいい面しか見ない」のは必ずしもいいことではありません。でも、正しく使えば効果を発揮します。不運に遭遇したとき、怒りや悲しみ、あなたの心を曇らせるその他の感情を忘れることができれば、立ち止まり、自らを省み、逆転の発想ができるでしょう。つまり、自分は幸運だと思えるようになるのです。

携帯を落としたのは不運かもしれません。でも、画面が壊れただけで済んだ、あるいは排水溝に落ちなかったのは幸運ではないでしょうか? 軽い事故に巻き込まれたのは不運だったかもしれません。でも、生きているんだから、あるいは他に誰もケガをしなかったのなら、幸運ではないでしょうか? そんな経験がもたらす悪影響も、あなたなら耐えられます。だから、健全な感謝の気持ちを持ってください。

くじけない気持ちを持てば、不運を幸運へ、もしくは幸運とまではいかずとも、多少マシな運にはできるでしょう。ギャップを埋め、痛みを減らす方法を見つけてください。もっと悪いことが起きていたのかもしれないのです。そうでないのだから、あなたは幸運に違いありません。

"Luck" Is All About Your Perspective | Lifehacker US

Image: Bradley Weber/Flickr via Lifehacker US

Reference: Wikipedia1, 2