ボーとデイジーとルークの3つ子犬は、わずか生後6週間で施設に持ち込まれた。

売れないから捨てられた

持ち込んだのはブリーダーをしている人物で、「3匹はまっすぐ歩けないので売れないだろう」と考え、飼育を諦めたという。

シェルターで子犬を検査したところ、子宮内での酸欠が原因で、小脳に機能障害があると判明。

経済的な理由から、チウィニー(チワワとダックスのミックス)の3つ子は、米ニューヨークにある動物保護施設「Mr. Bones & Co」に移され、さらに詳しい検査が行われた。

1匹は飼い主のもとへ

結果は当初懸念されたほど深刻ではなく、歩行にわずかな障害がある他はいたって健康であることがわかった。

3つ子のうち、最も元気だったルークにはすぐに飼い主が見つかり引き取られることに。

2匹一緒に引き取って!

残されたボーとデイジーは、お互い欠くことのできない存在であるという事情をくみ、2匹一緒に引き取ってくれる家族を探している。

というのも、ボーは左耳が不自由であることがわかり、デイジーにいたっては、両方の耳が聞こえないと判明したのだ。

デイジーは2匹のきょうだいに比べ成長が遅く、やたらとグルグルと回ってばかりおり、1人残されるのを極度に嫌う傾向にあったのだが、これらはすべて耳が聞こえないことが原因と考えられる。

きょうだいを真似していた

周囲がその事実に気付くのが遅れたのは、デイジーが他の2匹の行動を真似て振る舞っていたためで、今はボーだけが頼り。

ボーを見てワンコとして生きていく術を学んでいる。

社交的で大胆なボーは、デイジーが恐怖心に打ち勝つのに一役買ってくれている。

きょうだいの一挙手一投足をつぶさに観察して真似ることで、デイジーは安心して暮らせるのだ。

施設職員の言葉を借りれば、「ボーはデイジーの介助犬であり、親でもある」というわけ。

生後5か月になったボーとデイジーは、現在も一緒に暮らせる家を探し続けている。