by Transition Network

世界には少なくとも7102の言語が存在すると言われていますが、5000万人以上が母語として使用している主要な言語は23。合計で41億人が使っているというこの23言語を、話者数と使用地域がわかるように分けたインフォグラフィックを、South China Morning Postが公開しています。

INFOGRAPHIC: A world of languages - and how many speak them | South China Morning Post

http://www.scmp.com/infographics/article/1810040/infographic-world-languages



インフォグラフィックの上の方に小さく記されていますが、まず前提として、地球上の人口が72億人。そのうち、このインフォグラフィックのもとになったデータに「どういう言語の話者なのか」というデータが含まれているのが63億人。そして、インフォグラフィックの対象となっている23の言語の話者が41億人です。



言語はそれぞれ、話されている地域ごとに色分けされています。たとえば、北米は黄色、南米は青、西欧は赤、アフリカは緑、という感じです。日本はベージュ色の「Asia Minor」に含まれています。なお、一般的には「Asia Minor」は小アジアと訳され、トルコのあるアナトリア(半島)のことを指します。



その日本語の話者は「128」と記載されています。これは「1億2800万人」のこと。日本語は他の国に話者がいないため太い枠の中には「Japan 128」しかくくりがありませんが、複数の国で話されている場合、太い言語の枠の中に国の名前と話者数が記載されています。たとえば、日本語の右側に書かれているペルシャ語の場合、総話者数は5700万人。そのうち、イランが4600万人、アフガニスタンが800万人、パキスタンが100万人。さらに「グレーに+印」で、もっと話者数が少ないながらも別の地域でも話されていることが示されています。



英語の話者は3億3500万人。最多はアメリカの2億2500万人で、続いてイギリスが5560万人、カナダが1940万人、オーストラリアが1560万人、南アフリカが490万人と続きます。アメリカとカナダがあるため北米地域を示す黄色の面積が大きいのですが、他の色も少なからず混じっていて、広い地域に話者がいることが示されています。また、右側の方を見ると「+」の面積がかなり大きく、細かくいろんな地域に話者が散っていることがわかります。



英語と同じように、いろんな国に話者がいるロシア語。総話者数は1億6600万人で、そのうち多くはロシア(1億3800万人)ですが、ウクライナ(840万人)、ベラルーシ(640万人)、ウズベキスタン(400万人)、カザフスタン(380万人)、ラトビア(90万人)と、同じ地域に集中しています。



中東諸国とアフリカ諸国で用いられているアラビア語。総話者数は2億4200万人とロシア語より多いのですが、国別で見ると最多はエジプトの7270万人で、ロシアのように集中しているわけではありません。



インフォグラフィックの左下を占領している中国語は話者数が11億9700万人で世界最多。割合では、中国国内の話者数は11億5200万人と圧倒的です。なお「中国語話者」とひとくくりにされていますが、第一言語としては方言的な存在として贛語(2060万人)、客家語(3010万人)、徽語(460万人)、晋語(4500万人)、官話(8億8500万人)、閩北語(1030万人)、閩東語(912万人)、閩南語(4660万人)、閩中語(310万人)、莆仙語(256万人)、呉語(7720万人)、湘語(3600万人)、粤語(6220万人)に分かれるとのこと。



ポルトガル語とスペイン語は、いずれも言葉の母国が話者数1位ではない言語です。ポルトガル語は総話者数が2億300万人で、1位はブラジルの1億8700万人、ポルトガルは1000万人。スペイン語は総話者数が3億9900万人で、1位はメキシコの1億300万人、スペインは3840万人です。