ライフスタイルブックの刊行記念イベントで撮影に応じるSuG・武瑠

 ビジュアル系ロックバンド・SuGのボーカルの武瑠が15日、都内で、初のライフスタイルブック『VISION LIFE STYLE BOOK』(著者名=SuG武瑠、発行=KADOKAWA)刊行記念イベントを開催。それに先駆けておこなわれた報道陣向け囲み取材では、このスタイルブックを「人生」と例え、「10年の活動ではありますが、今まで生きてきた、人生が詰まっている」と想いを明かした。

 この『VISION LIFE STYLE BOOK』は、10日に発売された自身初のライフスタイルブックで、武瑠のセルフスタイリングによる最新7DAYSコーデをはじめ、自身のブランド「million dollar orchestra」の最新アイテムを着用したスペシャルフォトグラフや、SuGの曲作り、アートワークを図解化したMusic Product Chart、さらには、ベルリンでのプライベート旅行記や、本人コラム、MYコレクション等を詰め込んだ一冊となっている。

 イベントに先駆けおこなわれた囲み取材で武瑠は、スタイルブックを手掛けようとした背景として「男の子で、しかもミュージシャンで出す人がいるのは珍しいと思いますが、自分の作り方は、ファッションや音楽だけじゃなくて色んなカルチャーが噛み合って一つの作品になるので、そういう意味で本や長い尺で、自分のやってることを説明したい」と明かした。

 本作では自宅を収めた写真も公開しているが、風呂場でのシーンにはNGを出したようだ。それに関しては「シャワーシーンはどうですか? という話もありましたが、凄く恥ずかしかったんでそれだけはNGにしました」と笑みをこぼし回答。記者から「ファンの人は見たいのでは?」と問われると「いつか公表だったらやりたいですね」と含みを持たせた。

 お気に入りの一枚については「表紙が一番気に入っていますね。奈良裕也さんというヘアメイクさんにやってもらいましたが、自分が10代の頃からファッションで影響を受けた人なので、尊敬しているヘアメイクさんと初めてお仕事ができて、それが表紙に出来たのは個人的に嬉しかったです」と念願が叶った気持ちを述べた。

ライフスタイルブックを購入したファンと接するSuG・武瑠

 その表紙には紫色の手錠をはめている武瑠が活写されている。その意図については「自分が自由じゃない状態でも、ビジョンさえあれば何か道を開けるんじゃないかというメッセージも含みました」と説明。さらに「自分自身もビジョンだけ持てば、熱意ってなんでもカバーできるなと作っていて思ったので、それを改めて伝えたいです」と述べた。

 ベルリンとロンドンでも撮影。だがベルリンに行く際、自分のパスポートが見つからず、飛行機に乗れなかったよう。それでも「どうしても撮影したかったんで、飛行機(のチケット)も取り直して結果ベルリンで撮れました。挫けなくて良かったです!」と諦めずに行動を続けた結果、希望は叶えられたことを明かした。ちなみにパスポートは自宅にあったそうだ。

 本作の出来については「自分のビジョンをしっかりと、音楽やPVだけじゃないレベルで詰め込めたので、自分というジャンルがない立ち位置の人格をしっかり込められたので、自分の良い説明書ができたなと思います」と太鼓判を押した。

 多くの記者から質問があったなかでMusicVociceでは、武瑠の名前漢字2文字にちなみ、ライフスタイルブックを漢字2文字で表すとどのような漢字になるか? と質問。それについては「人生です。10年の活動ではあるんですけど、今まで生きてきた人生が詰まっているなって思います」と笑みを浮かべ回答した。

 SuGとしては9月2日にバンド初の日本武道館公演に挑む。「ちゃんとメンバーやファンが、SuGとの出会いをプラスに出来るような気持ちになって帰れる日にしたいです」と意気込みを語った。

 その後、武瑠はサイン会を実施。詰め掛けたファン150人一人ひとりに、優しく接するとともに会話をしながら丁寧にサインをしていた。【取材・撮影=橋本美波】