サウサンプトンの吉田麻也【写真:Getty Images】

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 日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンは、クラブのオーナーであるカタリーナ・リーブヘル氏が保有していた株式の80%を中国の実業家ガオ・ジシェン氏に売却した。

 ガオ氏はサウサンプトンの株式の80%を取得し、リーブヘル氏は残りの20%を引き続き保有する。英紙『ガーディアン』などによれば、売却額は2億1000万ポンド(約300億円)とのことだ。

 クラブ公式サイトに掲載したサポーターへのメッセージで、リーブヘル氏は「新たなパートナーを迎えるための話し合いが完了した」と発表。「今日は我々のクラブにとって、楽しみな新しい一章の始まりになる」と述べている。

「サウサンプトンFCのパートナーになれることを誇らしく、また恐縮に感じている。近年のサウサンプトンの目覚ましい前進に、さらなる上積みをしていきたいという情熱とモチベーションが我々にはある」とガオ氏もメッセージを発した。

 サウサンプトンは、2009年にスイス人実業家のマルクス・リーブヘル氏がクラブを買収。翌年に死去したマルクス氏から娘のカタリーナ氏に保有権が受け継がれた。当時3部リーグで戦っていたチームは、その後の2年間でプレミアリーグまで昇格し、プレミアリーグでも安定して上位の成績を残すチームへと大きく躍進した。

 イングランドでは他に、アストン・ビラやバーミンガム、ウォルバーハンプトン、レディング、ウェスト・ブロムウィッチなどに中国資本が参入。イタリアではインテルとミランがともに中国のオーナーに買収されるなど、欧州サッカーに中国資本化の波が押し寄せている。

text by 編集部