週末に行われたポカール1回戦エルンテブリュック戦では、本調子にあった選手というのはほとんどいなかったのだが、しかしそのなかでもティモシー・チャンドラーと宮戸・ガチノヴィッチが好パフォーマンスを披露。特に後者については、先週のレアル・ベティス戦に続き、再びその得点力を証明する形となった。

スピードとトリックプレーに長けた元セルビアユース代表主将は、フランクフルトにてすでに2シーズンを過ごしているものの、負傷などの影響もありここまではリーグ戦28試合の出場にとどまっている。

しかし今夏の二次キャンプでは、サッスオーロやベネヴェントでのテストマッチでもゴールをマークするなど順調な仕上がりをみせており、ニコ・コヴァチ監督も「ミヤトは芯の強い選手だ。練習でも決して手をぬくようなことはしないし、逆に時折ブレーキをかけなくてはならないくらいだよ。そんな彼が得点を決めてうれしいね」と喜びをみせた。

なお昨季後半戦では、フスティの移籍や長谷部らの負傷などボランチで離脱者が相次いだことにより、下がり目での出場が続いていたガチノヴィッチではあるが、今回は左ウィングで先発、アブラーム退場からは真ん中へとスライドしており、本来の攻撃的ポジションで得点感覚を再びとりもどした格好だ。次のアピールの場は一週間後、相手は昨年にサプライズを演じたフライブルクということになる。