高雄市政府文化局提供

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(高雄 15日 中央社)高雄市政府と学術界、文化団体などが長年修復・再利用に向けて努力を続けてきた日本統治時代の歴史建築「逍遥園」(同新興区)の改修工事が14日に始まった。同日に行われた起工式には、日本から同園にゆかりがある浄土真宗の僧侶が招かれ、工事の無事と安全を祈願した。

逍遥園は1939(昭和14)年に、日本の宗教家で、浄土真宗本願寺派第22世法主、大谷光瑞(こうずい)伯爵(1876〜1948)の別荘として建てられた。同氏は孫文と交流があり、中華民国の顧問を務めたとされる。

同園は戦後、国民党政権に接収され、国防部(国防省)の管理下で軍病院関係者の宿舎として使われた後、老朽化して無人となった。2010年に市の歴史的建造物に指定され、修復・再利用が待たれていた。

高雄市文化局の尹立局長によると、新しい取り組みとして、施工中でも座談会やガイドによる案内などを企画し、文化資産の保存の概念を広めたり、修復過程における技術交流などを行っていくという。今回も、施工業者に日本から専門家を招いて指導を仰ぐよう求めているとして、技術面での日台交流が進むことに期待を示した。

(程啓峰/編集:塚越西穂)