CNNが「世界の最も美しい橋」として24基を選出した。中国からは香港の青馬大橋や浙江省の杭州湾大橋など5基が選ばれている。写真は三江風雨橋。

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2017年8月14日、新華網によると、CNNが「世界の最も美しい橋」として24基を選出した。

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古代ローマ帝国の橋からシンガポールの最新の「DNAブリッジ」などが選出されているが、中国からは「青馬大橋」(香港)、「杭州湾大橋」(浙江省)、「南浦大橋」(上海)、「蘆浦大橋」(上海)、「三江風雨橋」(広西チワン族自治区柳州市三江トン族自治県)の5基が入選した。

青馬大橋は世界最長の鉄道・道路併用のつり橋で、総工費は72億香港ドル(約1000億円)。1997年完成。香港は台風被害が頻発することから、高い耐風性を備えている。99年には米建築界から「20世紀の10大建築業績賞」が授与されている。

杭州湾大橋は「スーパープロジェクト」と呼ばれ、大量の物量が投入された。完成当時は世界最長の海上橋で、上海〜寧波間の移動時間が2時間短縮された。デザインに西湖の蘇堤の形状が取り入れられるなど、交通面と観光面の機能が一体となっている。

南浦大橋は上海・浦東地区開発のランドマークとして1991年に完成した。黄浦江の横でらせん状に回転する様子が特徴的で、海外メディアから高く評価されているが、本来は用地削減の目的でこうしたデザインが採用されたという。

蘆浦大橋も上海を代表する橋。南浦大橋の南側にかかっている。斜張橋とつり橋、そしてアーチ橋を組み合わせた設計で、交通面だけでなく、アーチの天頂部に展望台が設置され、アーチ上の階段300段余りを歩くことができるなど、観光面の機能を持ち合わせている。

三江風雨橋はトン族の伝統建築である「廊橋」で、1916年に建設された。全長398メートル、幅16メートル、高さ18メートルもある橋だが、くぎやリベットのような金物は使わず、ほぞ組みで作られている。橋脚は青石を積んで作られており、屋根に瓦をふいた楼閣を五つ持つ雄壮かつ秀麗な橋となっている。(翻訳・編集/岡田)