8月15日、天皇皇后両陛下は、東京千代田区の日本武道館で開かれた政府主催の戦没者追悼式に参加された。(TORU YAMANAKA/AFP/Getty Images)

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 8月15日、政府主催の全国戦没者追悼式が、東京都千代田区の日本武道館で開かれた。天皇、皇后両陛下、安倍首相、遺族など5700人が参列し、310万人の戦没者の死を悼んだ。

 式典では、首相の式辞後、正午に1分の黙とうが捧げられた。その後、天皇陛下がお言葉を述べられた。6月に陛下の退位を実現する特例法が成立しており、早ければ2018年末にも位を退かれる可能性がある。

 天皇陛下のお言葉の全文は以下の通り。

 本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。

 終戦以来既に72年、国民のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、苦難に満ちた往時をしのぶとき、感慨は今なお尽きることがありません。

 ここに過去を顧み、深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対して、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。

(翻訳編集・甲斐天海)