13日、海外網は、タイでシンガポール人を誘拐したタイ陸軍少将らの容疑者グループが、過去に中国人2人からも金銭を騙し取っていたことが明らかになったとする、タイメディアの報道を伝えた。写真はタイの通貨・バーツ。

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2017年8月13日、海外網は、タイでシンガポール人を誘拐して身代金を奪ったタイ陸軍少将らの容疑者グループが、過去に中国人商人2人からも金銭を騙し取っていたことが明らかになったとする、タイメディアの報道を伝えた。

タイ華字紙・泰国星暹日報によると、先日現地で旅行会社を経営するシンガポール国籍の商人が身分証の手続きをする途中で、タイ陸軍少将をリーダーとするグループに誘拐された。身柄を解放された商人から訴えを受け取ったプラウィット副首相兼国防相は直ちに警察当局に捜査を指示、容疑者は全員逮捕された。

警察当局の責任者は11日「容疑者は、将校5人、警察官1人、空軍憲兵4人、タイ人2人、シンガポール人1人の13人。リーダーはタイ軍事最高統帥部所属の少将で、経済事件担当の警察官と結託して過去2年間に10人あまりの外国人商人から約5000万バーツ(約1億6500万円)を脅し取っていた」と発表している。

この事件がメディアによって報じられ、容疑者の情報が伝えられると、以前にタイで恐喝の被害に遭った中国人2人が警察署を訪れ、このグループから被害を受けたことを確認した。

1人は2014年4月にタイ国籍の身分証を偽造使用して警察当局に逮捕された際、妻が「金銭を支払えば警察に話をつけて夫を釈放させる」と騙され、40万バーツ(約130万円)を支払った。もう1人は女性で、やはり「タイ国籍の身分証の申請を手伝う」と騙されて75万バーツ(約250万円)を渡していた。

警察当局は「金銭を騙し取られた外国人は2〜3人にとどまらない。被害に遭った外国人は警察署に来て確認してほしい」と呼びかけている。(翻訳・編集/川尻)