錦織圭【写真:Getty Images】

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W&Sオープン、錦織が右手首痛で欠場「プレー不可能な状態」…マレー、フェデラーらも

 男子テニスの世界ランキング9位・錦織圭(日清食品)が、全米オープンの前哨戦、ウェスタン・アンド・サザン(W&S)オープンの欠場が決まり、海外メディアも反応。今大会はトップ10選手の出場回避が続出しており、英紙「イブニング・スタンダード」は「全米オープン前哨戦の負傷者リストに仲間入り」と報じている。

 記事では、右手首に痛みを訴えたことにより、出場回避することについて「世界ランク9位のニシコリは大会を欠場する新たな世界トップ10プレーヤーになった」と説明し、本人の無念のコメントを紹介している。

「残念ながら、シンシー(開催地シンシナティ)でのプレーは不可能な状態。日曜の練習時に右手首に刺さるような痛みを感じた。僕たちは今、診断について話し合うため、医療のスペシャリストの元を訪れている。もっと情報を把握できたら、詳細を伝えることができると思う」

 このように説明し、13日に古傷の右手首に発症し、欠場を判断するに至った敬意を明かしている。

 今大会は世界ランク1位のアンディ・マレー(英国)、前年覇者のマリン・チリッチ(クロアチア)、全米オープン前年王者のスタン・ワウリンカ(スイス)、グランドスラム12勝のノバク・ジョコビッチ(セルビア)がすでに欠場を表明。「ニシコリもその中に名を連ねることになった」と記事では伝えている。

ロジャーズ・カップに続き、マスターズ1000は2週連続開催…新鋭にチャンス?

 その後には世界ランキング3位のロジャー・フェデラー(スイス)も欠場する見通しとなり、さらにトップ10選手の離脱者は6人にまで増えることになった。

 今大会はロジャーズ・カップに続き、マスターズ1000の大会が2週連続で開催。トップ選手には過密日程となり、欠場者の一因になってしまったようだ。

 しかし、彼らにとっては大本命は28日の全米オープン。錦織を含め、トップコンディションを取り戻せるか。一方でロジャーズ・カップを制し、目下、テニス界で最も勢いに乗るアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)ら新鋭にとっては、大舞台で下剋上を果たすチャンスも生まれてくる。

 全米オープンの波乱の序章となってしまうのか。各選手の動向から目が離せそうにない。