日本人にはなじみのある「白米」。糖質が高いことから一見ダイエットに向いていないように思えますが、実は冷やしてから食べるとダイエット効果が見られるのです。冷やごはんを使ったダイエットのメカニズムや方法についてご紹介していきます。

冷やごはんに含まれるレジスタントスターチとは?

ご飯を始め、様々な食べ物にはでんぷん(スターチ)が含まれています。そのでんぷんの中でも、レジスタントスターチは血糖値の上昇が緩やかな存在です。食べてから血糖値がゆっくりと上昇していくため、身体に脂肪がつきにくいという特徴があります。炊き立てのご飯を冷やすことで、白米に含まれているでんぷんをレジスタントスターチにすることができるのです。ちなみに炊き立てのお米に含まれているでんぷんは1gあたり約4kcalですが、レジスタントスターチになると1gあたり2kcalと、カロリーが約半分になるのも特徴ですね。

冷やご飯には満腹感がある

通常の温かいご飯と比べ、冷やご飯には満腹感があるのも魅力的です。冷やご飯に含まれるレジスタントスターチは、別名「難消化性でんぷん」とも呼ばれています。消化性が低いため、一度食べると腹持ちが良いのです。また、冷やご飯は噛みごたえもありますから、噛む回数を増やして満腹中枢を刺激するチャンスもあります。満腹感のあるご飯は、なるべく食欲を抑えたい、というダイエット中に最適なのです。

冷やご飯はもう一度温めるのはNG

冷やご飯ダイエットは、一度炊いたご飯を冷蔵庫で冷やして食べるのが基本です。ちなみにでんぷんがレジスタントスターチに変化するのは4℃前後とされていますから、常温放置で冷ましてもダイエット効果はあまり期待できません。また、徐々に熱を奪うことでレジスタントスターチが生成されるため、冷凍庫で急激に冷やすのもNG。冷やご飯は冷蔵庫に入れてつくりましょう。ちなみに冷やしたご飯を再び温めると、生成されたはずのレジスタントスターチが減ってしまいます。ダイエット効果を期待するのであれば、冷やご飯は冷えたままで食べてくださいね。おすすめは朝炊きたてのご飯でおにぎりを作って冷蔵庫で冷やし、ランチでいただくこと。これならお手軽で続けられるのではないでしょうか。

ココナッツオイルの活用方法としてもおすすめ

白米にレジスタントスターチを生成する方法として、ココナッツオイルを使うという裏ワザもあります。お米を炊くとき、少量のココナッツオイルを加えてから炊飯器のスイッチを入れるというものです。この方法だと温かいご飯でありながらレジスタントスターチの生成を促し、ダイエット効果を得ることができます。ただしココナッツオイルを加えるとオイル分のカロリーがプラスされてしまいますし、お米の種類によってはカロリーを減らす効果も半分とまではいかない可能性もありますので注意が必要かもしれません。ココナッツオイルにもいろいろな機能性があるので、ココナッツオイルの利用方法の一つとして試してみるのはアリですね。


writer:さじや