自動化アプリ『Workflow』にアップデート、iOS 11向けの修正も
あらかじめ指定した処理を自動で行わせられるアプリ『Workflow』がアップデートされ、バージョンは「1.7.5」になりました。
開発元がAppleに買収された2017年3月以降で3回目のアップデートになりますが、どんな変更が加えられたのでしょうか。
Workflow バージョン1.7.5の変更点
買収後に発表された方針通り、新機能は追加されていません。これまでに見つかった不具合の修正が施されています。
たとえば「Run Script Over SSH」・「Send Email」・「Show Notification」・「Get File」などの不具合が修正されました。
また、Evernoteアクションでは100MB超のファイルも扱えるようになっています。
詳細はWorkflowのウェブサイトで確認できます。
What’s New - Workflow
なお、App Storeのレビューによると、バージョン1.7.5にアップデートしたWorkflowアプリは『iOS 9』で正常に機能しなくなる模様です。
ベータ版iOS 11向けの修正も
一方で、ベータ版iOSに向けた修正も加えられています。現時点で開発者などに公開されているベータ版iOSは『iOS 11』だけです。

画像は合成です。
たとえば、共有シートやウィジェットからアクションを実行する際、Workflowアプリがフリーズしてしまう問題が修正されています。
したがってWorkflowは『iOS 10』でサポート終了になるのではなく、今秋公開のiOS 11でも使い続けられるようです。噂される、iOSへの統合はまだ先のことかもしれません。
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参考
What’s New - Workflow